
決め手は『都市計画』を現場でリアルに学べる環境
元々、街並みを歩きながら美しい建物の構造を眺めたり、都市計画の仕組みについて考えたりすることが好きでした。進路を考える中で「環境」や「建築・土木」を専門的に学びたいという想いが強くなり、全国の大学をリサーチ。そこで出会ったのが富山県立大学の環境・社会基盤工学科でした。大学のホームページで、先生や先輩たちが実際に現地へ赴いて調査を行い、手を動かしながら実験や研究に励んでいる姿を見て、「ここなら自分がやりたい学びができる」と直感したんです。実は、私は県外出身で、オープンキャンパスにも参加していませんでした。富山の地に足を運んだのは引っ越しの時が初めて(笑)。それでも迷わずに進学を決めたのは、場所の手軽さではなく「学べる内容」の濃さに惹かれたからです。自分の目で見て、手を動かし、リアルな現場から都市や環境の基盤を学ぶ。そんな理想の環境が、この富山県立大学にありました。
日常への『当たり前』が変わった2週間
学部3年生の時、大学のプログラムを利用してマレーシア工科大学へ2週間の短期留学に挑戦しました。家族旅行とは違い、現地の学生と寝食を共にし、リアルな生活や研究に飛び込めると考えたからです。現地では英語での講義や、学生同士の活発なプレゼン、質問が飛び交う授業に参加しました。最初は自分の英語が伝わらず、もどかしい思いも。しかし、大学の寮で一緒に過ごし、ご飯を食べ、イスラム文化や日本のアニメや食について話すうちに変化が生まれました。自分から思い切って話しかけると、相手も全力で理解しようとしてくれる。試行錯誤しながらコミュニケーションを重ねる中で、「思いが伝わる喜び」と「英語をもっと学びたい」という強い意欲が生まれました。また、宗教や文化、食生活の違いを肌で感じたことで、日本で何不自由なく大学に通えている環境が、決して「当たり前」ではないと気づかされました。世界が広がり、日常への感謝が深まった、私の大学生活の大きなターニングポイントです。
『相手の背景を想像する』。留学で変わった視点
2週間のマレーシア留学を終えて日本に戻ってから、自分の視野や人との接し方が大きく広がったのを実感しています。まず、日本国内でも海外に興味を持っている方や、異なるカルチャーを持つ人たちと、より深く、幅広く話ができるようになりました。街中で外国人観光客や海外から来られた方を見かけた時も、ただ「外国人がいる」と思うのではなく、「あの人の国はどんな文化なんだろう」「どんな背景を持って日本に来たのだろう」と、一歩視野を広げて相手の立場を理解しようとする姿勢が自然と身につきました。また、大学での学びの姿勢も変わりました。以前は人前で発表する時にどうしても緊張しがちだったのですが、留学先でのプレゼン経験を経て、「完璧に話すことよりも、聞いている人にわかりやすく伝えることの方が大切だ」と気づいたんです。それからは、どうすれば相手に届くかを意識して準備や発表ができるようになり、緊張を前向きなエネルギーに変えられるようになりました。
今は進路がモヤモヤしていても大丈夫。可能性が広がる学科と、深く極められる最高の環境が待っています!
高校生の頃は「自分が何に向いているんだろう」と、進路に対してモヤモヤした不安を抱えていました。高校に通っていた時は文理融合など幅広く学べる学科に興味があったこともあり、大学側が丁寧に発信してくれている情報をもとにじっくり調べ、自分の「得意」と「興味」が一致する県大を選びました。環境・社会基盤工学科の魅力は、とにかく学べる分野が幅広く、発展性があることです。入学段階でやりたいことが明確に決まっていなくても、入ってから様々な分野に触れ、自分の「楽しい」と思える道を選ぶことができます。さらに県大は、最先端の実験設備が整っている上、少人数教育なので先生との距離が近く、学びの理解をどこまでも深く掘り下げることができます。また、県外の高校生にとっては、大宮や名古屋などの学外会場で受験できる点も大きな安心材料でした。私はこの学科で幅広く学んだことで、本当にやりたいことに出会い、卒業後は大学院に進学してコンクリートの研究室で「構造解析」を極める道を選びました。今はまだ自分の未来がはっきりと見えなくても、勇気を出して飛び込めば、県大には留学も含めて挑戦を全力でサポートしてくれる環境があります。皆さんが県大で学ぶ日を楽しみにしています。応援しています!
