県内産業等に求められる人材育成と若者の定着に貢献し、一層魅力ある大学となるよう、学部学科の新設や、拡充、施設の充実などを進めています。
【DX教育研究センター】
工学部の就職率は毎年ほぼ100%、看護学部の就職率は100%と全国でもトップクラスです。
キャリアセンターでは、各学部のニーズに応じて、きめ細やかな就職支援・進学支援を早期から行うなど、学生が着実に自分の目指す道に進んでいけるように手厚く支援を行っています。
工学部生、情報工学部生へは、キャリア形成論の授業を計画・実施しているほか、看護学部生へは県内で活躍する若手看護職者との交流会を開催するなど、様々なサポートを行っています。
工学部、情報工学部、看護学部ともに1年次から少人数ゼミを実施しています。1・2年次には、少人数形式のグループワークなどを行い、コミュニケーション能力、情報活用力、問題解決能力などの力を養います。また、教員一人当たりの学生数が少人数であることにより、教員との距離が近いと感じる学生が多いことも特色の一つです。学生からは、「授業で分からないことがあった時は気軽に質問できる。」、「研究のこと以外でも気軽に相談できる。」などの声が寄せられています。
看護学部では専門基礎科目の中に「安全と快適を支援する看護学・工学連携」という区分を設けて、看護学部と工学部・情報工学部の教員が合同で行う3つの必修科目を設けています。「看護ケアと工学」では、人々の生活を支援するための看護・介護ロボットの作用原理や、医療事故防止のためのセンサ技術などを学びます。「生活支援と情報」では、人々の健康を維持・増進するためのICT(情報通信技術)活用などに重点を置いています。「先端医療論」では、医療診断技術、遺伝子治療、医療材料・機械デバイスなどの先端技術と、富山県立中央病院の医師・看護師による手術ロボット「ダヴィンチ」を中心に低侵襲手術やスーパーICUにおける治療の講義から、先端医療における看護の役割などを学びます。このように、看護学に工学的視点を取り入れることにより、「経験や勘」に頼る部分も多い看護ケア技術を、工学の力を使って「見える化」し、論理的に学びます。
1年次から、絆を築くケア技法の「ユマニチュード®」を体系的に学び、4年間を通して高い看護ケア能力を身につけます。これは日本の看護学部では初めての実践です。ユマニチュードはイヴ・ジネスト氏らが創始し、東京医療センターの本田美和子医師が日本に導入した画期的なコミュニケーションケア技法です。知覚・感情・言語によるコミュニケーションに基づいた包括的ケア技法で、医療の現場でも大変注目されています。攻撃的だった認知症の高齢者が穏やかになったり、発達障がいのある子どもへの効果など、科学的検証にも取り組んでいます。本学では、ユマニチュードの創始者のひとりであるイヴ・ジネスト氏を客員教授としてお迎えし、5日間の集中講義を行っています。
※令和6年3月時点の公開情報となります。
– Coming Soon ! –
※令和5年3月31日時点でのデータとなります。