
幅広く工学を学べる環境と、個性豊かな先生たちに惹かれて
幼い頃から紙や段ボールで工作するのが好きで、成長するにつれて機械やコンピュータにも興味を持つようになり、「将来は工学部に進みたい」と考えるようになりました。高校生になり進路を決める際、機械系と情報系のどちらに進むか悩んでいたのですが、富山県立大学の知能ロボット工学科にはその両方と電気系も学べるという特徴があり、工学を幅広く学べると知り、進学を決めました。地元・富山県内の大学という安心感に加え、高校1年生と3年生の時に参加したオープンキャンパスが大きな決め手になりました。いくつかの学科の模擬授業や研究室見学を体験したのですが、どの先生も個性的で、お話がとにかく面白かったんです。「この大学なら楽しく学べそうだな」と、自分の中でしっくりくる感覚がありました。
チームで挑んだ「ロボット創造演習」で得た協調性
少人数制のため、先生方はもちろん学生同士の距離も非常に近いことです。私の学科は1学年約70人とアットホームな規模だったため、入学して1ヶ月ほどで全員と会話をすることができました。
特に印象に残っているのは「ロボット創造演習」という実践的な講義です。5人ほどのグループに分かれ、レゴのマインドストームを使って「ものを拾い上げ運ぶロボット」を製作し、成果を競い合いました。個人プレーではなくチームで課題を解決する難しさがありましたが、「まずは仲間の意見を最後までしっかり聞く」ということを意識してコミュニケーションを取り、全員で協力して形にできたことは貴重な経験になりました。
1年間だけの研究ではもったいない!AIで社会に貢献する「新専攻の一期生」として大学院へ
学部3年で周りが就職活動を始めた際、私は就職か進学かで迷っていました。学部での研究は4年生の1年間だけであり、「せっかく3年間基礎をしっかり学んだのに、たった1年しか研究できないのはもったいない。もっと深く追求したい」と考え、大学院への進学を決意しました。ちょうど大学院にAIやデータサイエンスに関する専攻が新設されるタイミングでもあり、その「一期生」として最先端の技術に挑戦してみたい、と思ったことも大きな後押しになりました。情報系の研究室を選んだのは、現代のトレンドであるAIに大きな可能性を感じたからです。
現在は、AIを使って、顔の動画から「視力低下の状態」を推定するシステムの研究を行っています。具体的には、作業をしたりスマホを使ったりしている人の顔の動きを撮影し分析することで視力低下の状態を推定するシステムの作成や精度向上に取り組んでいます。このシステムができることで無意識に視力状態をチェックでき、視力低下を早期発見できるようになります。
学籍をゴールにしないで。自分自身と向き合って。
「いい学歴を得るために、点数を取るために勉強する」という考えだと、大学に合格することがゴールになってしまいます。大切なのは、「自分自身と真剣に向き合うこと」だと思います。いろいろなものに触れ、自分が気になることや興味があることを見つけてみてください。富山県立大学には、そんな皆さんの「気になる」をとことん追求させてくれる素晴らしい環境と面白い先生たちが待っています。ぜひ、オープンキャンパスに足を運んで、その魅力を感じてみてください!
