どんなことを研究できる学科ですか。
すべてのモノがインターネットにつながるIoT時代に不可欠な、電気電子の基盤となる知識・技術を学べる学科です。電子回路、光・電磁波、システム制御、パワーエレクトロニクスなど幅広い分野の研究を行っており、これらはカメラやスマートフォン、ロボット、新幹線など、私たちの身近なところで活用されています。研究対象はどれも目に見えづらいものばかりですが、「可視化」を一つのキーワードに、学生の皆さんが学びやすいような工夫をしています。
電気電子工学科 石坂 圭吾 教授
応援メッセージをください。
もちろん企業でもものづくりはできますが、大学でしかできないものづくりがたくさんあります。失敗を恐れず、時間を忘れて熱中できるのは、大学ならではだと思います。「手を動かしてものを作りたい」という高校生の皆さんにぜひ入学していただき、この大変さと面白さを味わってほしいですね。先生たちも世界の最先端を走っている方ばかりなので、富山県立大学で学んだことを、これからの人生の自信につなげてほしいと思います。
宇宙空間における電波を調査する研究を行っています。調査のための観測機器も、学生たちの手で設計・開発しています。JAXA(宇宙航空研究開発機構)のロケットなどに搭載して打ち上げられるのですが、学生たちも開発に苦労する分、喜びは大きいと思いますね。そこから得られたデータを解析することによって、宇宙空間中の電波に関わるいろいろなことがわかってきます。また、電波受信機開発のノウハウを地上にも応用し、登山者位置検知システムの開発なども行っています。
学生の雰囲気はいかがでしょうか。
ハードウェアとソフトウェアの両方を学べることが強みです。どちらかだけでは成立しないので、実際の現場でも、両方に精通している人材が求められています。また、実験に力を入れていることも特長です。現代はものを作る行為自体が少なくなり、シミュレーションで終わってしまうことも多くあるなかで、身をもってトライ&エラーを体験できるのがいいところだと思います。学生たちも机に向かっているよりは、手を動かすことが好きな方が多いですね。
※記事内の情報は取材時点のものです