どんなことを研究できる学科ですか。
データサイエンス学科は、2024年に新設された新しい学科です。データ(人・モノ・出来事などから取得可能なデータ)とサイエンス(科学的なアプローチから可視化していく)の2つの側面から、今までわからなかったことを明らかにし、最終的に社会にどう生かしていくのか、ということを学んでいきます。わからないことを明らかにする「手法」を学んだり、有効的なデータの取り方やデータの組み合わせ方を学ぶことで、物事を多方面から見られたり、深い知見を得ることが可能になります。プログラミングはもちろん、物理学・電子工学・電子回路など幅広いカリキュラムがあり、最先端の学びができる学科だと思います。
データサイエンス学科 本吉 達郎 准教授
応援メッセージをください。
幅広く考えられる人、あらゆる選択肢に対して吟味できる人、定量的データ・定性的データの両方を見て楽しめる人、多面的に物事を見られる人になって欲しいですね。そのような考え方を身に着けることができれば、将来分野を問わず活躍できる人材になれると思います。そして今は海外の方と仕事をすることも増えています。海外の方と対等に渡り合うために、博士号を取ることも視野に入れて学んでいって欲しいです。また、長い人生において地方に住む機会の無い方も多いので、富山での生活を思い切り楽しんで欲しいと思います。
視覚障害を持つ子どもたち向けに、プログラミングの学習ツールを開発しています。プログラミングの基礎的な処理を、ブロックを並べながら作ることができ、パソコンを使わなくてもプログラミングの基礎的な概念を学習することができます。また、ブロックの動きをデータ化し、理解しながらプログラムしているのかどうか等も分析して、研究に役立てています。視覚障害の方の機会損失をなるべく減らすことを目標にしていますので、この体験をきっかけに就職など進路についての選択肢が増えると良いなと思っています。
有益で意味のあるデータ分析をするためには、アプローチの仕方や深い知見が必要です。表向きのデータだけで判断するのではなく、色々な側面から深堀りをして物事の本質を見極めることが重要だと考えています。
学生の雰囲気はいかがでしょうか。
2024年度からの新設学科なので現在(2024年9月時点)は1年生だけですが、アクティブな学生が多いと感じます。また、工学系の学科にしては女子学生の比率が多い方だと思います。プログラミングが学びたくて入ってくる学生が多いのですが、授業をしていく中で目の前の大小だけのデータだけでなく、違う側面からの分析を見せると、データの見方について感心を持ち始める学生もいます。
2年生になるとデザイン思考についても学習していくことになります。潜在的なニーズを掘り出し包括するような解決策を考えていく思考法を学んだり、皆でアイデアを出し合ったり、色々な解決策を吟味して選択していけるような人材育成を目指します。データサイエンス学科は将来の選択肢を増やすためのカリキュラムが豊富に揃っていますが、デザイン思考が組み込まれたカリキュラムは特徴的だと思います。
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