特色について教えてください。
富山県の地域に根ざした県立大学として、県民の健康課題に沿った教育を行っています。特に高齢化が進む富山県では、認知症ケアを含めた高齢者支援が重要であり、その中で「ユマニチュード」を取り入れ、人に優しさを伝える看護を実践的に学べるのが特徴です。
実習は県内全域の病院や施設で行い、都市部の大規模病院から地域の小規模病院まで幅広く体験できます。さまざまな環境での看護を知ることで、学生は地域医療の現場を実感し、自分に合った進路を見つけていきます。
また、工学部・情報工学部との連携授業も本学の大きな特色です。ICTやロボット技術など、最先端の工学がどのように医療や看護に関わっていくのかを学び、視野を広げながら「これからの看護」を考えます。4年間で看護に集中して学べるカリキュラムも魅力で、学びと学生生活の両立がしやすい環境です。
看護学部看護学科/精神看護学 杉山 由香里 講師
応援メッセージをください。
本学は新しくきれいなキャンパスで、高機能なシミュレーターなど最新の機材も整い、学びやすい環境が整っています。少人数制教育のため、一人ひとりを丁寧に支援できるのも大きな魅力です。
看護の学びの中では、思うようにいかず悩むこともあるかもしれません。しかし、それは成長の大切な過程です。教員が寄り添いながら、一緒に乗り越えていける環境があります。
「看護をやってみたい」「人の力になりたい」という気持ちがあれば大丈夫。あなたのペースで一歩ずつ、看護の道を歩んでいきましょう。
私は精神看護学を専門としています。精神看護学は、病気の有無にかかわらず、人の「こころの健康」を維持・増進していくための知識と方法を学ぶ分野です。
授業では、こころの働きを生物学・心理学・社会学などの視点から多角的に考え、ストレスや感情、思考などを丁寧に理解していきます。実習では、入院中の方だけでなく、地域で生活する方とも関わりながら、その人らしい暮らしを支える看護を学びます。
また、より患者さんの状況をリアルにイメージして学べるよう、電子カルテやシミュレーション教育など、DXを活用した教育を行っています。患者さんを「生活者」として捉える視点を養うことを大切にしています。
学生の雰囲気はいかがでしょうか。
学生は明るくのびのびしており、互いに支え合いながら前向きに学んでいます。看護学部は少人数制教育が特徴で、教員が学生を丁寧にサポートしています。学習面だけでなく、日々の悩みや相談にも親身に向き合っています。
また、学生たちはユマニチュードの学びを通して「優しさをどう届けるか」を自然に身につけており、その姿勢は看護の現場だけでなく、学生同士の関わりや大学生活の中にも生かされていると感じています。
※記事内の情報は取材時点のものです