
「大学に入ったら、サークルに入りたい」そう考えている高校生もたくさんいるのではないでしょうか。サークルは、友人や先輩といった様々な人と出会うきっかけになったり、所属メンバーと楽しみや達成感を共有できたりと、たくさんのメリットがあります。富山県立大学には2023年12月現在、約40の体育系・文化系のサークル及び、大学公認の学生団体があり、それぞれ活発に活動しています。今回、2023年度全国大会出場を果たした「軟式野球部」部長の井上悠馬さん(知能ロボット工学科3年)と富山キャンパスを活動拠点とした初めてのサークルである「地域連携班RUN」部長の砂田佳穂さん(看護学部2年)にお話を伺いました。
県大軟式野球部について教えてください。
井上 週に2回、サブグラウンドで練習しています。決してピリピリした感じではありません。楽しく和気あいあいとした雰囲気で、笑い声が絶えません。部員の中には、小学生・中学生の時に野球をやっていたものの、高校の時は野球部じゃなかったという人も少なくありません。私もそうなんです。ブランクを気にせず気軽に入れるのが、県大軟式野球部の特徴です。



それでいて全国大会出場!すごいですね。
井上 県内だけでなく、他県の大学や社会人チームなどとも練習試合を重ねてきたので、成果が出たのかもしれません。全国大会は一回戦敗退だったのですが、私たちに勝った大学が、全国優勝したんです。それくらい強豪でした。今後はしっかり練習を積んで、また全国大会に出たい。とにかく勝ちたいです。
どんな人に入部してほしいですか?
井上 さっきは勝ちたいって言いましたが、野球の上手い下手にはこだわっていません。「場を盛り上げてくれる新人」に入ってきてほしいです。練習の時も試合の時も、大きな声を出してくれる人、元気な人が入部してくれれば最高です。あと、現在女子はマネージャー1名のみですが、軟式野球をやってみたいという女子も大歓迎です。学部も問いません。2024年度に県大に入学する皆さん、軟式野球部に入りませんか?よろしくお願いします。

軟式野球部 | |
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部員数 | 17名 (男子16名、女子1名) (学年別 1年2名、2年7名、3年2名、4年6名) |
活動日 | 木曜15時〜、土曜10時〜 (いずれも2時間から3時間程度) |
場所 | 富山県立大学サブグラウンド |

地域連携班RUNは、どんなサークルでしょうか?
砂田 ボランティアを通して、地域の人たちとのつながりをつくっていく活動を行っています。「富山市子どもの村」という施設をご存知でしょうか?子どもたちが自然の中で野外活動を体験し、“もの” や “こころ”の大切さを感じてもらうための施設ですが、今はここで、子どもたちが楽しく安全に体験学習してもらえるよう支援しています。

サークルが生まれた経緯について教えてください。
砂田 高校3年生の頃、たまたま学校に「富山市子どもの村 ボランティア募集」のチラシが置いてあったんです。当時はそれほどボランティアに興味は無かったのですが、友達に誘われて行ってみたら、子どもはかわいいし、活動もすごく楽しかったんです。私自身、自分の新たな一面を発見した瞬間でもありました。大学に入ってからもずっとそこでボランティアをしていたのですが、ある日先生に「それ、サークルにしてみたら?」と声をかけられて。もともとボランティアをもっと広めたい、知ってほしいという思いはあったので、サークルにすることにしました。
これからの展望について教えてください。
砂田 今は「富山市子どもの村」でのボランティア1本で活動していますが、今後は県内の様々なボランティア活動に参加できればと思っています。子どもだけにこだわっているものではありません。一般の人や高齢者を含め、地域社会に幅広く貢献できるサークルにしていきたいです。現在、看護学部の女子6人だけのサークルですが、男子も大歓迎ですし、射水キャンパスの方ももちろんウエルカムです。活動は現地集合、現地解散がほとんどですから、富山キャンパスとか射水キャンパスとかの違いも問題にはなりません。せっかく富山県立大学に入ったんだから、みんなで富山県のために頑張っていきたいと思っています。



地域連携班RUN | |
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部員数 | 6名 (いずれも女子、看護学部2年) |
活動日 | 月に1〜2回 (多い時で3回程度) |
場所 | (現在は)富山市子どもの村 |

県大には他にもサークルがたくさんあります。どんなサークルがあるか知りたい方は、「サークルページ」をご覧ください。2024年4月には情報工学部も新設され、ますますパワーアップする県大。学びもサークルも思い切り楽しんでください。