ものづくり技術の創出
機械工学に関する確かな基礎学力と幅広い視野、豊かなコミュニケーション能力を有し、持続可能な社会の実現に貢献する機械技術者の育成を目指しています。その達成のため、全学的に実施されている教養教育、キャリア形成教育、データサイエンス教育、環境リテラシー教育とともに密に連係した、幅広く体系的な専門教育課程を編成しています。さらに、グループで課題に取り組む授業や教員の指導の下で進める卒業研究等を通して、豊かな人間性を育み、課題探求能力を向上させることにも注力しています。

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めざせる資格
- 計算力学技術者
- 機械状態監視者
- 機械設計技術者
- 技術士・技術士補
動画で見る機械システム工学科
教員クローズアップ
どんなことを研究できる学科ですか。
機械システム工学科では、まず機械工学の基礎となる4力学(材料力学・流体力学・熱力学・機械力学)について学びます。その後4つの講座(熱流体・固体力学・設計生産・機械材料)に分かれ、専門的な研究に携わることができるようになっています。「機械」と聞くと工場のようなイメージを持つ人が多いかもしれませんが、自然の現象を利用してより良いものや、新しいものを生み出すための研究を行っている学科です。


応援メッセージをください。
「これは、どうやったら作れるのだろう?」「もっと、こうだったらいいのに!」などいろんなことに興味がある学生さんにはぜひ富山県立大学に入学していただきたいです。ここで学び、一人ひとりが好きなものを見つけ、人生を切り拓いて県立大学から羽ばたいてくれたら本当に嬉しいです。私たち教員はそのために、できる限りサポートします。
私の専門は熱流体工学で、電子機器を効率的に冷却し、環境にやさしい安全な機械を作るための研究を行っています。機器を使う時に発生してしまう熱により、機器内部の温度が上がり過ぎてしまうと、時には命にも関わる重大な事故に繋がる可能性があります。反対に冷やし過ぎてしまうと、エネルギーの無駄遣いに繋がります。そのため、最小限のエネルギーを利用して、効率的に冷却をするための研究を行っています。
学生の雰囲気はいかがでしょうか。
少人数教育なので、学生一人ひとりの個性を教員が理解しながらサポートできる点が、最も良いところです。私自身、富山県立大学の卒業生です。学部を卒業し就職する予定でしたが、指導教員の先生から、私の適正に合わせたアドバイスを受けながら研究を進める中で大学院に進学することを決め、修士・博士を取得し、他大学での教員勤務を経て県大に戻って来ました。先生から丁寧な指導を受けることができたがゆえの“今”ですので、私も少人数教育の恩恵をうけた1人です。学生たちは、安心して学問に取り組めると思います。皆、楽しそうに学んでいますね。元気で、一生懸命な感じが伝わってきます。
卒業生の就職状況

学部サンエツ金属、三光合成、キタムラ機械、スギノマシン、BBSジャパン、シーケー金属、朝日印刷、三協立山、不二越、YKK、協和マシン 院三協立山、スギノマシン、立山科学グループ、シロウマサイエンス、YKK、コマツNTC、富山県庁
学部スズキ、三菱自動車エンジニアリング、福井鋲螺、パーソルクロステクノロジー、日本原子力研究開発機構、ウイルテック、アルプス技研、三菱電機ビルソリューションズ、キューブシステム、NTN、中菱エンジニアリング、日精樹脂工業、東レエンジニアリング西日本、東亜合成、沖電気工業、豊田合成 院豊田合成、本田技研工業、スタンレー電気、日立Astemo、日本精工、新光電気工業、トヨタ紡織、大同メタル工業、SUBARU、東レエンジニアリング、恒春社印刷所、PFU、ポーラ化成工業、駿河生産プラットフォーム、東芝エレベータ、三菱電機、コンチネンタル・オートモーティブ
先輩VOICE





