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公立大学法人富山県立大学
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先輩VOICEVoice

先輩Voice 2025年
合格体験記
大学はゴールではなく、新たなスタート地点
情報工学部 情報システム工学科 2年
渡邉 朝日
富山県立大学の工学部情報システム工学科を志望した理由を教えてください。

高校の先生の勧めで参加したオープンキャンパスが、情報システム工学への関心を深めるきっかけとなりました。もともと、理系全般に漠然と興味を抱いていましたが、オープンキャンパスでは、VR技術や研究室の様子を間近で見ることができ、技術がどのように私たちの社会と結びついているのかを肌で感じました。
その後、ニュースなどで情報システム工学に関する話題を意識するようになりました。特に印象的だったのは、「アイトラッキング」という、身体に不自由のある方を支援する技術です。過去にフリースクールに通っていた際、身体的な事情で学校や社会に参加しづらい人たちがいることを知りました。その経験から、誰もが社会に参加できる機会をつくることの重要性を強く実感していたため、アイトラッキングはまさに私の思いと重なる技術でした。また、富山県立大学には看護学部もあり、より多角的に社会に貢献できるのではないかと考えました。

富山県立大学で学んでよかったなと思うことは?

富山県立大学に入学して、まず感じたのは、大学が常に進化しているということです。自分が入学した代から新設された授業があり、時代に合わせて学び方が変化していることを実感しています。大学の先進的な姿勢に触発されて、自分自身の学習意欲も高まりました。最近では、新たな施設や研究棟も建設されており、学ぶ環境がより充実していく様子を間近で見ています。
また、先生との距離が近いことも、この大学の魅力です。ある授業で先生から「こんなことしない?」と声をかけられたことがきっかけで、LEDを使ったプロジェクトに参加しています。授業とは別に、金曜日の授業後にも研究室に集まり、「クリスマスツリーをLEDで作ろう」というテーマからスタート。そこから、LEDテープにアニメーションを投影したり、社会的な啓発運動に技術を応用したりと、アイデアはどんどん広がっていきました。このような自由度の高い研究ができるのは、先生と密にコミュニケーションが取れる環境があるからこそだと感じます。活発な意見交換を通して、何事にもまずは挑戦してみる「いったん、なんでもやってみよう」という姿勢が身につき、授業で得た知識を実際に形にする楽しさを知りました。

受験に向けての勉強方法は?

推薦入試の科目は英語、数学、面接でした。私が最も力を入れたのは面接対策です。高校の担任の先生をはじめ、教頭先生、進路指導の先生など、多くの先生方に面接練習をしていただきました。
練習を重ねるうちに、頭の中で考えていることを実際に口に出して表現する大切さを痛感しました。面接本番では、緊張で頭が真っ白になってしまうかもしれません。でも、自分の考えを何度も言語化し、身体にしみこませておけば、いざという時でも自然と自分の言葉で話せるようになるはずです。
もともと、人前で話すことは苦手でしたが、面接練習を通じて、考えを整理して論理的に話す力が身につきました。この経験は、これからの人生においても大切な財産になったと思います。

高校生の皆さんへ応援メッセージを!

大学はゴールではなく、新たなスタート地点だと思います。「大学に入ってから、自分は何をしたいのか」を考えてみると、努力する方向性や、進路そのものが見えてくるはずです。
私自身、パンフレットやウェブサイトで大学の情報を集める中で、最初は漠然としていた進路が、富山県立大学のオープンキャンパスに参加したことで、「自分が本当にやりたいこと」が見つかりました。オープンキャンパスは、大学の雰囲気や学びの特色を肌で感じられる貴重な機会です。
そして、進路について周りの人たちに話してみてください。私は、自分の方向性を日頃から両親や先生に伝えていたことで、「こういう道もあるよ」と、自分だけでは思いつかなかったような助言をもらうことができました。
目標が決まると、やるべきことが明確になり、日々の勉強にもより一層集中して取り組めるようになると思います。


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