
父親がシステムエンジニアだった影響で小学生の頃からパソコンを使っていて、その楽しさから、将来はコンピュータに関わる仕事がしたいと思うようになりました。理系が得意だったこともあり、中学生の頃には情報系を目指し、理系科目や数学の勉強を頑張っていました。高校3年生の秋に、この大学の情報工学部を見つけ、データサイエンス学科があることに魅力を感じました。データサイエンスはまだ学べる大学が少なく、膨大なデータを分析する新しい分野に興味があったので、進学を決意しました。
まず、受験の時に大学の建物がとてもきれいで驚いたことを覚えています。また高校生の頃は、大学は教授と学生の間には距離があるものと思っていましたが、実際は質問もしやすく、距離がとても近いと感じました。
データサイエンス学科は40人中女子が4人ですが、男女の壁はなく、みんなと話しやすい環境です。
また、PC系サークルの「ポリゴン」というサークルに参加していて、1年生はまだ体験の段階ですが、2年生から実践に携わることができます。先輩から教えてもらいながら、和気あいあいとした雰囲気の中で楽しく活動できるのが魅力です。
一般入試を受けるにあたり、特に数学IIIが難しかったです。学校の授業が終わらない中で新しい内容を取り入れながらの勉強は大変でしたが、ワークを何周も繰り返し、できなかった問題が解けるようになっていくことでモチベーションが上がりました。苦手な英語は、長文を読む際に区切りをつける方法を先生から教わり、徐々に苦手意識がなくなりました。3つ上の兄に教えてもらうことも多かったです。
勉強は高校2年生までは図書館などで行い、高校3年生の時は主に塾の自習室でやっていて、疲れたときは無理せず休憩を挟み、集中力を保つようにしていました。模試の直しは塾に提出し、間違えたところを何度も解き直して理解を深めました。
進路を考える際、大切なのは「自分がやりたいこと」を重視することです。自分に合った学びができる大学・学科を選ばないと、大学生活が大変になります。特にパソコンを使う分野では、パソコンに興味を持っていることが重要です。もし数学が嫌いだと、情報系は厳しいかもしれませんが、先生が親切に教えてくれるので、わからないことは遠慮せずに相談するのが大切だと思います。
大学に入って間もないですが、物理実験があり、サイコロを何度も振って放射線崩壊のシミュレーションを行い、発表もしました。また新しい情報工学棟が建設中で、DXセンターも研究に活用される予定で、楽しみにしています。
そして私がいる射水市は、生活環境が便利で富山市にもアクセスしやすく、とても住みやすく快適な環境ですよ!
