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先輩VOICEVoice

先輩Voice 2025年
看護実習体験
わかくさ保育園
小さな子どもたちと向き合って見えた、“その子に合った看護”の大切さ
看護学部 看護学科 3年
百島 結衣子
看護の道を目指した理由、富山県立大学に入学した理由は何ですか?

将来のことを考えたとき、「国家資格があると安定した仕事に就ける」と思ったのが、看護師を目指すきっかけでした。母も看護師をしていて、日頃から仕事の話を聞くことも多く、自然と仕事内容をイメージしやすかったことも大きかったと思います。
富山県立大学を選んだのは、「看護をじっくり、深く学べる」ことに魅力を感じたからです。看護は日々進化していく分野だからこそ、4年間をかけて専門的に学べる環境を選びたいと思いました。キャンパスの施設が新しく整っていることも、学ぶ場所として心惹かれたポイントでした。

どんな実習をしていますか?

今回の保育実習では、普段あまり関わることのない小さな子どもたちと実際に触れ合うことができました。授業で学んだ知識だけでは分からない、年齢ごとの発達の違いを実感できたのが大きな学びです。
たとえば2歳児は単語で話す子が多く、3歳になると友だちと会話ができるようになる。実際に接してみて、たった1年でも発達や生活動作にこんなに差があるんだ、ということが分かりました。現場では保育士さんのそばについて、0〜3歳の子どもたちを見ましたが、「この子ができるから、あの子もできる」ということではなく、一人ひとりに合った声かけや援助が必要だと気づかされました。

実習に向けて準備したことや、これからの実習への思いを聞かせてください。

保育実習の前には、年齢ごとにどんな遊びや行動が見られるか、基本的な発達の流れをあらためて復習しました。座学で習った内容と、実際の子どもの姿を重ねることで理解が深まったと感じています。
次は、病院で入院している子どもたちに関わる実習が控えています。今回の保育実習で“健康な子ども”の生活を知ることができたので、今後の病院実習では、「健康だからできていること」と「病気や環境によって難しいこと」の違いをしっかり理解して向き合いたいと思っています。子どもたちの力になれるような関わりができたら嬉しいです。

高校生の皆さんへ応援メッセージを!

看護は人と関わる仕事ですが、私自身もともと話すのはあまり得意ではありませんでした。でも、富山県立大学ではグループワークや実習、カンファレンスなどを通して、自然とコミュニケーションを学ぶことができました。入学してからでもしっかり身につくので、心配しすぎなくて大丈夫です。
3年生になってからは話し合いの場も増え、自分の意見を考えたり、質問をしたりできるようになったと感じています。先生方もとても優しく、学生一人ひとりに寄り添ってくださる雰囲気があります。たとえば、学生3人に対してメンターの先生が1人つく体制があり、安心して相談できる環境が整っています。
勉強は決して簡単ではありませんが、助け合える友達と、支えてくれる先生方がいることで、きっと乗り越えられると思います。


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