
小学生の時に、ヒトは脳波で身体を動かしている、という話を先生に聞いたことがあり、「一般的な電気信号でも動かすことができるのか?」という疑問をずっと持っていました。高校生になって、その疑問に思っていたことを調べたところ、BMI(ブレインマシンインタフェース)という技術を知り、大変興味を持ちました。そして、BMIを研究できる大学を進路先として探しました。色々な大学を調べてみた結果、自分のやりたい研究、ロボットやBMIの研究室があったのが富山県立大学でした。ぜひ、富山県立大学で学びたいと思いました。
富山県立大学の知能ロボット工学科は、他大学に比べると少人数での授業だと思います。学科としての人数が少ないせいか、グループなどで偏らず、みんなと話ができる環境です。勉強は難しいですが、分からないことは先生や友達に聞いたりしています。
今はまだ1年生なので、専門的な授業はあまりありませんが、研究室に入る3年生の後期までに、基礎的な知識や教養を広めておきたいです。
私は、推薦入試で合格しました。どうしても富山県立大学で学びたかったので、1回でもチャンスを増やす、ということと、推薦入試がだめだった場合でも、一般入試で受験することになった際に備え、場馴れしておくという対策にもなると思いました。推薦入試は、面接と数学・英語の筆記テストですが、一般入試対策として大学入学共通テストの準備もしていました。
勉強は、自宅だと誘惑があり、集中しづらいので、主に、高校の自習室でやっていました。自習室では、友達とわからないところを教えあい、ひとりでやるよりも頑張れたと思います。また、高校では先生に面接の練習をしてもらい、面接の空気感をイメージすることができたのはありがたかったです。
進路を決める際には、まずは「自分のやりたいこと」を見つけてから大学を探すのがおすすめです。「この大学に入ってこれをやりたい」という目標があると、勉強のモチベーションがあがると思います。
知能ロボット工学科は、パソコンやプログラミング、機械をさわったりするのが好きな人が多いと感じます。
富山県立大学はキャンパスが広く、設備や規模感が高校とは全く違うので、是非オープンキャンパスに参加して見に来てください!