
中学・高校の時から、材料系や製図について学びたいと思っていました。富山県出身ということもあり、県内の大学を選択肢に入れて大学選びをしていた中で、たまたま県大のパンフレットを目にし、機械システム工学科なら材料系と製図どちらも学べることを知り県大に決めました。また、キャンパスや校舎がとても綺麗なのも魅力的でした。
高校生までは機械を学ぶことがなかったので、どちらかというと物理や数学などの理学系に興味がありましたが、機械システム工学科に入ったことで機械に関する好奇心や関心度を向上させることができました。講義が少人数制で、先生方が親身になってくださったことも大きかったと思います。今思うと、機械について幅広い分野を学べたことは貴重な経験だったなと実感しています。
また、就職活動の際には、面接の練習やインターンシップについてキャリアセンターに手厚くサポートしていただき、とても助かりました。
大学院に進むことになっていたのですが、大学3年生の時に合同企業説明会に参加した際に、今の会社のOBから説明を受け、関心を持ったことが選んだきっかけです。本社は東京ですが富山に工場があったので、自分で車を運転して見に行きました。化学工場なので、石油コンビナートのようにメカメカしくTHE工場みたいな雰囲気に、とても興味を持ちました。また、大学で学んだ4力学をこの会社なら活かせると感じました。
実際業務についてみると、計算の確認や熱力学など、学んだことを最大限に活かすことができ、資格取得の際には大学での知識がとても役に立ちました。
自分自身、最初から「機械が学びたい!」という感じで機械システム工学科に入ったわけではないのですが、少人数制の講義や先生方との近い距離感、周りとコミュニケーションを取りながら学ぶ中で、機械のことを好きになったり関心を持つことができた、ということが良かったと思っています。
幅広い知識を得ることができるので、色々なことを学びたいという方や、機械やモノづくりのことに少しでも興味がある方にはオススメです。