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先輩VOICEVoice

先輩Voice 2022年
就職
医薬品メーカー
県立大の優れた設備が、今に生きています。
工学部 医薬品工学科 バイオ医薬品工学講座研究室 2021年3月修了
大下 遥己
現在の職場では、富山県立大学で学んだことがどのように生かされていますか?

日本で初めて経皮吸収型貼付剤を作り出した会社の品質管理に所属しています。私が担当しているのは、原料試験。製剤の製造に用いる原料が規格に合っているか試験を行い、品質を確かめていますが、大学時代にいろいろな分析機器を扱わせてもらったことが今に生きていますね。在学中に使ったことのある機器の場合は操作方法を知っているので、スムーズに取り掛かれます。また、医薬品工学科で学んだ化学の基礎知識も役立っています。

現在の職場での経験について教えてください。

製品を作るうえで原料が規格に合っているかを確かめるのが、品質管理の仕事。入荷した原料に問題が無ければ製造に移っていきますが、もし判断を間違えていたら薬を使われる方に異常が出ることもありますので、責任を持って慎重に取り組んでいます。原料の種類が多く、その種類によって試験法が異なるので、多くの知識を身につけることも大変ですが、自分が関わった医薬品をドラッグストアなどの店頭で見た時や、テレビCMで目にした時はとても嬉しいですね。

富山県立大学を目指している高校生、世界を視野に入れている在学生の皆さんへ応援メッセージをお願いします。

富山県には医薬品の企業がたくさんあります。私がそうした企業でいろいろな人の役に立ちたいと思うようになったのは、高校生の終わり頃でした。皆さんも自分が興味のあることを早めに見つけて学んだり、情報を仕入れたりするといいと思います。また、英語の勉強をしておくこともおすすめ。大学では論文を読む機会が増えますし、社会人になってからも論文にはタメになることがたくさんあります。


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