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月刊ドンマスMonthly “DON-MAS”

Monthly “DON-MAS” Vol.49
ポートランド州立大学 留学生へインタビュー!

富山県立大学では例年、アメリカポートランド州立大学及び中国瀋陽化工大学での海外留学プログラムを実施しています。2020年からの3年間は新型コロナウイルスの影響により留学は中止となっていましたが、今年度、ポートランド州立大学への語学研修が再開されました(※中国瀋陽化工大学への留学は引き続き中止)。研修期間は2023年8月17日(木)~9月9日(土)で、5名の学生が参加しました。今回、参加した5名のうち、工学部医薬品工学科2年の林 飛隆(はやし ひりゅう)さんと看護学部看護学科3年の飯尾 莉穂(いいお りほ)さんお二人に、お話を伺いました。

Q:留学しようと思った理由を教えてください。

A:中学生位の頃から漠然と「外国の人と話してみたい」という気持ちがありました。そして英語が共通言語であることを高校生の頃に実感し「世界って、どういう英語を使っているんだろう?」と考えるようになったあたりから、留学を現実的に捉えるようになっていきました。

工学部医薬品工学科 2年 林 飛隆さん
Q:どんな勉強をしていましたか?英会話は大丈夫でしたか?

A:午前中は英語の授業、午後は選択授業で、私はツーリズムを選択しました。ポートランドの名所等を実際に見て回って、観光について学びました。会話については、発音やアクセントが違うと全然通じなかったので結構苦労しました。ホストファミリーの方は日本語が全く分からない方だったので、始めの頃はコミュニケーションも簡単ではなかったです。ただ、色々話しかけてくれて、次第に打ち解けていくことができました。

Q:留学して、印象に残っていることやよかったことを教えてください。

A:「友人がたくさんできたこと」です。ホストファミリーの家に3週間ほどいたことによって、たくさんのアメリカ人と知り会う機会に恵まれました。また県大以外の日本の大学からもたくさんの学生が留学していたため、彼らとも友達になりました。留学によって、日米両方の友を得ることができました。先日も連絡を取り合ったばかりです。

Q:留学後に、自分の中で変化したことなどはありますか?

A:「英語をもっと磨きたい」と改めて思ったことでしょうか。英語を使って医薬品について教えられるようになるといいなとも考えるようになりましたし、もし留学していなかったら、絶対にこんな考えになっていなかったと思います。

Q:留学しようと思った理由を教えてください。

A:中学生の頃から留学したいという思いは持っていました。「大学で留学!」と考えていたら、コロナの影響で留学が中止に。今年度、ポートランド州立大学への留学が再開になったはいいものの、勉強の大変な時期と重なることもあり、参加するかとても迷いました。ただ、両親に相談したところ「行きたいと思った時に、行ったほうがいい」と背中を押してくれて、「今しかない」と決意し、参加しました。

看護学部看護学科3年 飯尾 莉穂さん
Q:どんな勉強をしていましたか?英会話は大丈夫でしたか?

A:午前中は英語の授業、午後はポートランドポップカルチャーを選択科目として学んでいました。 主に、コーヒーショップを巡ったり、古着屋さんを巡ったり、壁画を見に行くなどしました。 大学やホストファミリーにおいての英語のコミュニケーションはもちろん勉強になったのですが、最も実践的な英語学習になったと感じたのは「ショッピングの時に話す、現地の人との英会話」でした。「相手が日本人だから、ゆっくり話さなきゃ」などといった遠慮が一切ない。いい意味で配慮が無いんです。自分の本当の英語力が試される気がしました。

Q:留学して、印象に残っていることやよかったことを教えてください。

A:ホストファミリーの娘さんの家に泊まった時のことです。娘さんは私と同じくらいの年齢でいろんな話をしたんですが、仕事に対しての向き合い方や生き方が、ビックリするくらいしっかりとしていました。日本人とは全然違うというか…。「自分も頑張らなきゃ!」と考えさせられる機会になりました。

Q:留学を通じて感じたことや自分の中で変化したことなどを教えてください。

A:ポートランドって、LGBTQに寛容なんですよね。街の中を歩いていても、いろんな人がいて、それを実感することができました。卒業後は看護の道に進む予定ですが「多種多様な患者さん、そして多種多様な思い」に寄り添うことができる看護師になれればと、留学を終え改めて感じています。

Q:高校生の皆さんへメッセージ

林さん 留学することによって英語力やコミュニケーション力など、いろんな意味で「自分のレベル」を知ることができました。あと、アメリカ人はぐいぐい主張してきます。「自分って、こんなに受動的だったんだ」と、思い知らされました。 自分の本当の実力を自分で判断したいなら、留学はうってつけだと思います。

飯尾さん 言語はもちろん、いろんな考え方に触れることができるので、自分のやりたいことが見つかっていない人は、留学することによって、それを発見するきっかけになるかもしれません。新しい挑戦をしたい人にも、留学はおすすめです。


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