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月刊ドンマスMonthly “DON-MAS”

Monthly “DON-MAS” Vol.48
9/29(金)・30(土)、DXセンターオープンハウスが開催されました!
第2回のDXセンターオープンハウスのテーマは「共に歩もう。DXへのキョウソウ」

9/29(金)・30(土)、射水キャンパスDX教育研究センター(以下、DXセンター)にて、DXセンターオープンハウスが開催されました。DXセンターは、2022(令和4)年4月に設立された施設で「DX人材育成」、「県内のDX化推進」の2点を目標に活動しています。オープンハウスは、DXセンターの活動や研究について参加者と共有し、DXに関する教育や研究を共に進めていく関係性を築くことを目的としたもので、昨年に続き2回目。昨年は1日での開催でしたが、今年は2日間へパワーアップし、たくさんの方にご参加いただきました。

DAY1は企業を対象としたプログラムを実施。

1日目は企業対象のプログラムを実施。午前は「今後の富山県の産業」をテーマとしたディスカッションが行われました。登壇者は、企業、行政、県大からの6名で、県大からは下山学長と情報システム工学科岩本教授が参加しました。登壇者それぞれの立場から、DXを通じた産業の共創についての可能性などが討論されました。平日にもかかわらず多くの企業の方々が参加されており、その関心の高さをうかがうことができました。
午後からも県大教員による研究についてのライトニングトークやポスターセッション、飲み物やお菓子をつまみながら教授と色々話せる「教授コンカフェ」なども実施され、教員と企業の方々が話をされている場面が各所で見られました。

高校生を対象としたDAY2も、企画が盛りだくさん。

2日目は、高校生とその保護者を対象としたプログラムを実施。午前中は、「はじめてのデータサイエンス」と題し、コンピュータを用いて、大量のデータを読み解くことにチャレンジしてもらいました。
午後からは、DXセンターの施設や設備を見てもらう「DXアドベンチャー」が行われました。まずは、CAVE(没入型仮想現実体験装置)。高校生は、学生からCAVEの説明を受けた後、「Beat CAVEr(ビートケーバー)」というゲームを体験しました。マーカーがついた剣で自分に迫ってくるアイテムを切るというもので、アイテムが立体的に迫ってくるその臨場感に楽しそうにプレイしていました。このゲームは、県大の学生団体「POLYGON」が作成したもので、学生がそのことを伝えると参加した高校生からは「このゲームの作成にどのくらいの期間がかかったのですか」と質問が挙がる場面もありました。
CAVEの他には、モーションキャプチャーや県内で初導入された三次元測定機のデモンストレーションや説明もあり、皆さん興味津々な様子でした。

最新の研究や、POLYGONによるワークショップも体験。

見学会の他には、ポスター展示や県大最新の研究を体験してもらう「ジョウホウノアソビバ」がコワーキングスペースにて行われました。体験研究テーマは情報システム工学科から「テレイグジスタンス型遠隔作業支援・訓練」「製造業デジタルツイン実現のためのVR体験」、そして看護学科から「新生児蘇生法における看護師の視認機能」の計3つ。聞きなれない言葉や難しそうな研究内容に戸惑い気味だった高校生たちも、説明を聞いた上でそれぞれ体験してみると、「そういうことか」と理解して、研究に対しての関心が深まっている様子でした。
体験プログラムでは、学生団体POLYGONが芸術探検家「野口竜平」さんの作品「蛸みこし」と連携したユニークなワークショップもあり、皆さん楽しんで参加していました。

企業と学生のコラボ「ケンダイラボ」

DXセンターオープンハウスの締め括りとして、最後に「ケンダイラボ」が行われました。ケンダイラボとは、県大の学生、企業や自治体がチームを組み、デジタル技術を用いて、企業の課題解決や新規事業を考え、実装する産学官連携プロジェクト。6社の協力企業と学生がタッグを組み、6月中旬のキックオフから約3か月にわたり、課題の抽出から解決策までを考えてきました。この日はその発表日でした。聴衆や審査委員(※)の方々を前に、これまでの集大成としてプレゼンを行う学生たちは、熱意に満ちていて、とても頼もしく見えました。そしてどのグループの発表も「デジタルでこんな解決ができるのだ」と驚きを感じさせてくれるものばかりでした。

※富山県 藏堀 祐一 副知事、株式会社能作 能作 千春 代表取締役社長、株式会社IoTRY 加藤 哲朗 代表取締役社長、富山県立大学 下山 勲 学長

2日間を通し開催されたDXセンターオープンハウス。多くの参加者の方にデジタルの可能性を感じてもらえたのではないでしょうか。2024(令和6)年には、新たに「情報工学部」が開設されます。これからの県大とDXセンターに「ドンドンマスマス」期待してください。


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