本文へジャンプ メインメニューへジャンプ
公立大学法人富山県立大学
富山県立大学受験生応援サイト
Scroll
ここから本文です

月刊ドンマスMonthly “DON-MAS”

Monthly “DON-MAS” Vol.38
今年度も対面型オープンキャンパスが両学部で開催されました。
7/30(土)、猛暑の日に行われた、工学部第2回オープンキャンパス

早朝から暑い日差しが照りつけていた7月30日、工学部第2回オープンキャンパスが開催されました。例年にも増して早い時間から会場棟へ向かう、数多くの高校生や保護者たち。真剣度がヒシヒシと伝わってきます。そんな緊張感を和らげてくれるかのように、射水キャンパスの大講義室の入口では『消毒カンちゃん』が高校生たちをお出迎えしてくれました。

「自信を持って、富山県立大学工学部をおすすめしたい」

下山学長は工学部オープンキャンパス「保護者・教員向けコース」で最初の挨拶を行いました。
新学部や新学科の設立、募集定員の拡充など、ここ数年の富山県立大学は話題に溢れています。射水キャンパス会場となった中央棟は2020年にできたばかりですし、今年4月にはDX教育研究センターも供用開始。さらには、就職率もほぼ100%。「大切なお子さんの進路だからこそ自信を持って、この富山県立大学をおすすめしたい」と、学長も熱弁を振るわれていました。

お待ちかねの施設見学。今年の目玉は何と言っても「DX教育研究センター」

「DX教育研究センター」ができたばかりということもあり、射水キャンパスは真新しい施設の充実ぶりに目を見張る高校生たちの姿がありました。まるで海外のオフィスであるかのような、オープンで先進的な空間。エントランス付近にはEV車が研究用に搬入され、その近くには巨大スクリーンが設置されています。この日スクリーンに映し出していたのは、モーションキャプチャスーツを着た学生が動くと、その動きにシンクロしてアバターが動き出すというモーションキャプチャシステム。高校生たちにも実際に動きを反映できるマーカーを付けてもらい、自身とアバターの一体感を実感してもらいました。そして、文字通り洞窟(=CAVE)のようなCAVE室へ。ここではVRデバイスを装着し、4面型VRシステムを使ったバーチャル空間を体験することができます。運転シミュレータをはじめ様々な応用が考えられるこのシステムに高校生たちは興味津々の様子でした。

8/17(水)、雨模様の日に行われた、看護学部第2回オープンキャンパス

工学部第2回オープンキャンパスの猛暑日とはうってかわり、雨模様で肌寒いくらいに感じた8月17日、看護学部第2回オープンキャンパスが行われました。マスク越しながら、熱い視線で受付に向かう高校生たち。看護の道を志す「看護男子」も少なくありません。受付でしっかりと消毒、検温を終え、会場へと入っていきました。

「富山県立大学看護学部をおすすめしたい」

まず、竹内看護学部長の挨拶からオープンキャンパスがスタートしました。「高齢化に伴い、看護の果たす役割がますます高度化、拡大しています。学ばなければならないことも増えていくわけですが、本学の看護学部なら大丈夫。新時代の学習環境が整っていますので」と富山県立大学看護学部の3つの特長「少人数教育」「ユマニチュード」「看工連携」について説明。特に「学生1学年120人に対して教員が60人。つまり1学年の学生2人に教員が1人つくほどの少人数教育なんです」という部分には、高校生たちも驚いていたようです。

「まさか指名されるなんて…」高校生たちもビックリした模擬講義

「看護師の『観察力』をVR/ARで学ぶ」と題して、林静子先生の模擬講義が行われました。看護とは何か?「看る」とはどういうことなのかについて、分かりやすく説明をする林先生。配布テキストを参照させながら「病室に入った時に、自分が見た場所に◯(マル)をつけてください」という内容へと進みます。
県内や近隣の大学には、DX教育研究センターのような施設はありません。もともと情報分野の人気が高いこともありますし、センターを目指して本学に入られる学生の方々も増えてくるのではと期待しています。
そして数分後…、なんと林先生は降壇し直接高校生たちのもとへ。何人かの高校生に対し「どこに○を付けたか?その理由は何か?」について問い始めたのです。高校生たちも、まさか先生が自分たちの席に来るとは思っていなかったのか、戸惑いを隠せない様子でした。それでも指名された高校生たちはしっかり自分の意見を発表。その真っ直ぐな視点に、林先生も感心していました。

2つのオープンキャンパス。キーワードは「看工連携」

工学部と看護学部、両方のオープンキャンパスで頻繁に出てきたのが「看工連携」という言葉です。看護学の視点を入れた工学、工学の視点を入れた看護学、これらが実現できるのは、工学部と看護学部がある富山県立大学の最大の特長です。模擬講義や学生発表、研究室紹介や施設紹介などの中でもしきりに、看工連携の可能性を多くの方々が語っていました。
富山県立大学ならではの価値を、多くの高校生たちや保護者の方々も、しっかり感じることができた。そんなオープンキャンパスになったと思います。

Webオープンキャンパスは、9/30(金)まで実施しています。

参加してくれた学生の皆さんには、自分が入学した後の姿をこのオープンキャンパスを通じ、思い描いてもらえたのではないでしょうか。今回、オープンキャンパスへの参加を見送られた方や、参加できなかった方などにも県大の魅力を体験し、興味・関心を高めてもらえるよう、今年度もWebオープンキャンパスを9/30(金)まで実施しています。各学科の紹介や模擬講義、入試概要説明などの動画を、パソコンやスマホ等などで、視聴することができます。是非ご覧ください。


ここからフッターです
ページの終了です