2021年度の工学部(射水キャンパス)のメイン会場となったのは、昨年完成したばかりの中央棟。受付も中央棟1階で行われたため、高校生や保護者たちの多くは、まずその新しさや大きさ、存在感に目を奪われていたようです。重厚感のせいなのか、中には美術館やホテルみたいだという声も。マスク越しからも目の輝きが伝わってくる高校生たちが数多く参加したオープンキャンパスとなりました。




新しさという点では、看護学部のある富山キャンパスも負けていません。富山キャンパスの完成は2019年春ですが、2年あまり経った現在も真新しいままの校舎。木材がふんだんに使われ、看護学部らしい清潔感溢れる空間となっています。高校生たちは「富山県立大学看護学部こそ、自分が目指すべき場所」と思ったのではないでしょうか。




模擬講義や学部紹介、研究室見学などのプログラムを進行していく中で、工学部と看護学部の先生たちの口からは何度も「新しい」という言葉が聞こえてきました。実際、両学部が手を取り合って学ぶ「看工連携」というスタンスや、看護学部の特徴的な科目である人に優しい技術を重視したユマニチュードは、看護学部開設(2019年4月)時に導入された新しい取組みです。来春には射水キャンパスにDX教育研究センター(仮称)を新設予定。2023年春には看護学部に、大学院や専攻科の設置も予定されています。単に校舎が新しいだけでなく、富山県立大学の場合「目指す教育全てが新しい」ことが、しっかり実感してもらえたのではないでしょうか。




プログラムが一通り終わった後、富山キャンパスでは学内施設見学が行われました。最新の設備が整っている富山キャンパス。学生たちは、興味津々の様子で見学していました。
射水キャンパスでは、高校生を対象とした研究室見学や、保護者を対象とした施設見学が実施されました。案内役となった学生募集参与の軽妙な語り口に、保護者たちも笑いが絶えませんでした。「こんな大学に、うちの子を入学させたい」と思われた保護者も、少なからずいたのではないでしょうか。




常に新しい学びを追求していくという、新時代の大学としての使命を実践している富山県立大学。それを多くの人たちに実感してもらうことができた、意義深いオープンキャンパスとなったはずです。ドンドンマスマス、新しくなっていく。それが富山県立大学です。
今回、対面型オープンキャンパスへの参加を見送られた方や、日程が合わず参加できなかった方などにも富山県立大学の魅力を体験し、興味・関心高めてもらえるよう「Webオープンキャンパス2021」を9/30(木)まで開催しています。各学科の紹介や模擬講義、入試概要説明などの動画を、パソコンやスマホなどで、視聴することができます。是非ご覧ください。
新校舎がきれいで嬉しいです。あと、女子トイレの数が増えたのも嬉しいですね。
[電子・情報工学科3年 A・Iさん]
先生との距離が近いところです。学科の友だちとも深く関われている感じがします。
[生物工学科2年 K・Sさん]