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公立大学法人富山県立大学
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学部長あいさつ

Dean Greeting
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学部長あいさつ

工学部長・工学研究科長
坂村 芳孝
新しいことを取り入れながら
自分自身が常に変化していくこと

この度は、富山県立大学のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。本サイトの他のページは既にご覧いただいていると思いますので(もしまだなら、ぜひご覧ください)、ここでは、他ページには書かれていない工学部・工学研究科の魅力をご紹介したいと考えています。

開学(1990年)当時、本学は工学部だけからなる単科大学で、機械システム工学科と電子・情報工学科の2学科で構成されていました。入学定員も各学科80名でしたので、全学年合わせても640名しか学生が在籍しない小規模な大学でした。開学当初、初代学長の藤井澄二先生は、

「山椒は小粒でもピリリと辛い」

そんな大学を目指そうと、教職員を鼓舞されていたそうです。

開学から33年目を迎えた今、工学部には7つの学科が、大学院工学研究科には博士前期課程5専攻、博士後期課程1専攻が置かれています。学生数も工学部・工学研究科を合わせて1700名を超え、当初の倍以上になりました。それでも、藤井先生が「山椒は小粒でもピリリと辛い」と表現された精神は今も引き継がれていて、小規模な大学の特性を活かした、他大学にはない魅力的な教育・研究が行われています。

本学工学部・工学研究科の成長は学科数や学生数だけには留まりません。対象とする学問領域もどんどん広がり、多種多様な専門分野の先端的研究が進められています。開学後の30年間は科学・技術と社会が大きく変容するに足る時間でした。その変化は今後ますます加速していくことでしょう。科学・技術・社会の変化に応じて本学工学部・工学研究科も変わり続けていくものと想像されますが、建学時の先達の気概は今後も継承していきたいと思います。

俳諧の世界には「不易流行」という言葉があります。本学工学部・工学研究科も、この言葉が表すように、新しいことを取り入れながら自分自身が常に変化していくことで、ずっと変わらない価値あるものを持ち続けたいと考えています。

令和5年(2023年)4月

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