工学部長・工学研究科長高校生の皆さんの中には、工学部は「ものづくり」のうち「作り方」だけを学ぶ場だと考えている人も多いかもしれません。しかし実際には、ものづくりに関わる幅広い分野を体系的に学びます。「もの」に関しては、材料や物質の本質を探究し、新しい価値をもつ素材や製品の創造に取り組みます。「つくり」に関しては、製造方法によって「もの」の性質がどのように変化するかを解明するとともに、より効率的で高度なものづくりを実現するためのプロセスやシステムを創造します。これらを支える知識と技術を身につけ、卒業研究や大学院での研究を通して実践的に深めていきます。研究活動では、学生一人ひとりが自由な発想と創造性を発揮することで、その面白さを実感し、自らの本当の力を養うことができます。
本学工学部には、皆さんの「好き」「興味」「面白い」をかたちにできる、個性豊かな5つの学科があります。
「機械システム工学科」は、自動車や航空機、産業機械、機械加工・設計に関心のある人に適しています。
「電気電子工学科」は、半導体や集積回路、情報データ通信、システム制御に関心のある人に適しています。
「環境・社会基盤工学科」は、環境問題やリサイクル、橋梁や河川などのインフラに関心のある人に適しています。
「生物工学科」は、生命・食・環境に関わる生命現象や、微生物・酵素の働きなどに関心のある人に適しています。
「医薬品工学科」は、健康長寿を支える医薬品の開発や製造に関心のある人に適しています。
本学で得られる学びの特徴を、「ウェルビーイング(持続的な幸福)」の5つの要素になぞらえて紹介します。充実した教育・研究環境のもとで「ポジティブな感情」を育み、興味ある分野に真剣に取り組むことで「夢中になる時間」を持つことができます。また、少人数教育により教員や同級生との距離が近く、「良好な人間関係」を築くことができます。さらに、入学直後から始まるキャリア教育や地域協働活動を通して「生きる意味」を見出し、卒業研究や大学院での研究、サークル活動、アントレプレナーシップ教育などを通して「目標の達成」を目指します。
このように本学では、皆さんが充実した学生生活を送り、成長していくための環境が整っています。入学後はこれらの機会を十分に活用し、自らの可能性を広げてください。教職員一同も、さらなる教育・研究内容の充実に努めてまいります。
令和8年(2026年)4月