看護学部長あいさつ

竹内 登美子

富山県立大学 教授
看護学部長 竹内 登美子

皆さん、こんにちは。2019年4月に開設された看護学部の学部長を拝命しました竹内です。どうぞよろしくお願い致します。

日本の医療は少子超高齢社会の到来とともに、病院中心の「治す医療」から、住み慣れた地域や在宅で「支える医療」へとシフトしています。そのため、疾患や障害を持ちながらもその人らしく地域で生活するための支援者として、看護職には大きな期待が寄せられています。人々の生き方や価値観を尊重し、一人ひとりの特性や環境に応じた多様な支援が求められますので、本学部では疾患や障害について学ぶと共に、食事・睡眠・排泄など日々の生活を安全に、快適に過ごすための看護ケアをあらゆる角度から考え、多様な職種との協働についても学修していきます。
一方、飛躍的に発展している医療・介護ロボットやICTなどを、生活の質を高める観点から活用していくことも必要かつ重要です。本学部では工学部の教員との連携によって、工学的な視点を取り入れた看護学も学修します。例えば「看護ケアと工学」では、看護ケアの際、患者や看護師の体の各所にどのような負荷がかかるのかを、工学的な観点から分析し、安全で快適なケアを提供できるように探究していきます。
さらに、本看護学部には次のような特色があります。

少人数によるきめ細やかな教育

看護学生総数480名に対して看護学の専任教員60名が、学生の個別性を重視した学習支援をおこない、基礎学力の向上や人間力・実践力・創造力を培うことを目指します。

主体的・継続的な学習を支援するための環境

工学部と同様にノートパソコンを必携とし、電子書籍やe-Learning教材を自由に使えるアクティブラーニングスペースや、交流スペースを整備しました。

高い看護実践力を培うための教育

本学部は、大学での基礎教育が看護生涯教育の出発点となるという考えから、看護師教育に焦点化しています。大学院等の進学に連動する看護学の基礎能力を培うこと、及び看護専門職として主体的・継続的に学びながら成長していく能力を培います。

看護学教育や看護活動を通した地域貢献

地域住民や自治体とのネットワークを築き、具体的な要望や提案などを聴きながら、学生と共に地域課題を志向した教育研究・活動に取り組んでいきます。

本学部は様々な施設のバックアップを得て、県内全域で看護学実習を行います。多くの方々から指導を受け、しっかりと自分自身を見つめながら、優しさと聡明さを兼ね備えた専門職業人として、社会に羽ばたいていってほしいと願っています。                   平成31年(2019年)4月


ページトップ