電子・情報工学専攻

マルチスペクトルセンサの実装作業

 電子・情報工学専攻は、集積機能デバイス工学、電子通信システム工学、情報基盤工学、情報システム工学の4部門から成り、情報とエネルギーを高度に活用する電気・電子技術と情報システム技術に関する教育と研究を行っています。先端電子材料と電子デバイス、電磁波及び光、システム制御、情報の収集とデータ科学、情報処理と伝達及び実用システムへの応用、情報処理と伝達に関する理論的基礎、等、さまざまな観点から研究を進めます。また、高度な学術と技術を身につけ、多くの専門分野にまたがる広い知識とそれらを総合する能力を持ち、創造性に富み、社会の変化に柔軟に対応できる研究者・技術者を養成することを教育の理念としています。


■集積機能デバイス工学部門

 集積回路の基本要素である半導体デバイス、様々な機能を持つ強誘電体材料とセンサデバイス、電力の変換と制御を行うパワーデバイス等の新たな機能や高性能化や、これらによって構成された電子回路やシステムを研究します。

■電子通信システム工学部門

 信頼性の高い無線ネットワークを実現する技術、光波によってモノの内部を高精度に計測し可視化する技術、ステム制御の理論に基づく高度なシステム開発を研究します。

■情報基盤工学部門

 データ伝送や仮想化、人の行動や活動の認識、高度な映像処理・表示の技術に関して研究を進めます。また、雑なデータにから有意な情報を抽出するアルゴリズムや、データに基づく意思決定法、その金融や経営などへの応用についても研究します。

■情報システム工学部門

 センサ利用技術とソフトウェア応用技術を背景とする高度な情報システムや、脳波・心電図等の人間情報を利用した情報システムを研究します。さらに複雑なシステムの数理的な構造を利用する最適化手法や、形式言語によるシステムの検証手法も研究します。

電子・情報工学科ホームページ


ページトップ