キャリアとは、一般的に職業と関連した経歴を指しますが、現在では、人生全体を捉え、「自立した個人としての自分らしい生き方(ライフキャリア)」と考えられるようになってきています。
本学では、学生の皆さんが生涯にわたり着実にキャリアを形成していくことを支援するため、教養教育科目や専門教育科目とは別に「キャリア形成科目(8科目)」を開設し、入学から卒業までの一貫したキャリア形成教育を行っています。社会の仕組や働くことの意義、自分自身の適性や能力を理解しながら自分の生き方を考え、そのために必要な能力の身につけ方を学びます。
入学直後から3年次の進路指導まで、学年に応じたキャリア形成支援を行う科目(必修)です。3年間を履修期間とし、年毎の目標を設定しながら体系的に15回のプログラムを実施します。グループワークを通してコミュニケーション能力を高め2年次には、自分自身の人生設計(キャリアプランニング)を行います。
2年次で実施する教養教員と各学科専門教員のコラボレーションによる少人数ゼミです。
科学技術が現代社会といかに深く関わり、社会に対して責任を有するかを、実社会に直に触れる機会を設けながら学習します。また、授業の過程で、社会人による講話や企業訪問などを実施し、自己のキャリアを考察していきます。
英語の資格取得を目指したゼミです。英語に関する知識の涵養や能力の向上を図り、職業キャリアの開発を目指します。
配当年次は、1年次から4年次までとなっており、どの学期でも履修が可能です。
◎必修科目 ◇選択科目 #指定科目
※卒業研究履修に必要な科目
区 分 |
授業科目 | 年次配当 | 授業期間 | 単位数 | 該当学科 | |||||||
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1 | 2 | 3 | 4 | |||||||||
前 期 |
後 期 |
前 期 |
後 期 |
前 期 |
後 期 |
前 期 |
後 期 |
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キ ャ リ ア 形 成 科 目 |
キャリア形成論 | ◎ | 3 | 1 | 全学科 | |||||||
トピックゼミⅠ | ◎ | 半 | 1 | 全学科 | ||||||||
トピックゼミⅡ | ◎ | 半 | 1 | 全学科 | ||||||||
プレゼンテーション演習 | ◎ | 半 | ※1 | 機械システム工学科 | ||||||||
プレゼンテーション演習 | ◎ | 半 | ※1 | 知能ロボット工学科 環境・社会基盤工学科 |
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プレゼンテーション演習 | ◎ | 半 | #※1 | 電子・情報工学科 生物工学科 医薬品工学科 |
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技術者倫理 | ◎ | 半 | 2 | 機械システム工学科 電子・情報工学科 |
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技術者倫理 | ◎ | 半 | 2 | 知能ロボット工学科 生物工学科 医薬品工学科 |
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技術者倫理 | ◎ | 半 | 2 | 環境・社会基盤工学科 | ||||||||
企業経営概論 | ◇ | 半 | 2 | 機械システム工学科 | ||||||||
企業経営概論 | ◇ | 半 | 2 | 知能ロボット工学科 環境・社会基盤工学科 |
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企業経営概論 | ◇ | 半 | 2 | 電子・情報工学科 | ||||||||
インターンシップA | ◇ | 半 | 2 | 全学科 | ||||||||
インターンシップB | ◇ | 半 | 1 | 全学科 | ||||||||
技術英語 | ◇ | 半 | 1 | 機械システム工学科 知能ロボット工学科 環境・社会基盤工学科 |
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技術英語 | ◇ | 半 | 1 | 電子・情報工学科 | ||||||||
技術英語1 | ◎ | 半 | 1 | 生物工学科 医薬品工学科 |
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英語資格試験対策ゼミ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | ◇ | 半 | 1 | 全学科 |
キャリアとは、一般的に職業と関連した経歴を指しますが、現在では、人生全体を捉え、「自立した個人としての自分らしい生き方」(ライフキャリア)と考えられるようになってきています。
情報工学部では、学生の皆さんが生涯にわたり着実にキャリアを形成していくことを支援するため、次のとおり全学横断型の体系的なキャリア形成教育を、入学から卒業まで一貫して行っています。社会の仕組みや働くことの意義、自分自身の適性や能力を理解しながら自分の生き方を考え、そのために必要な能力を身につけていくことを学びます。
キャリア形成、技術者倫理をテーマにした講義を行う、3年次の授業科目(必修)です。キャリアを着実に形成することの意義や、科学技術に携わる技術者として求められる社会的責任・倫理観について学び、さらに、グループ学習などを通じて、コミュニケーション能力や人間力を養います。
全学年で必修のゼミを実施し、キャリア教育の中核科目として年次に応じて体系化し、キャリアデザイン能力や社会で求められる資質・能力の養成を図ります。
また、県内企業と連携した特別講義では、企業で働く研究者・技術者を講師として招聘し、最先端の研究や具体的な仕事内容を説明してもらうなど、職業的自立を促し、自己のキャリアを考察していきます。
キャリア形成科目として開講している、上記の「キャリア形成と技術者倫理(必修)」に加えて、教養科目や専門基礎科目・専門共通科目・専門科目の中でも、キャリア形成の支援に資すると考えられる授業科目(キャリア形成関連科目)を開講しています。
教養教育・専門教育においても企業人等の経験や能力を活用し、実社会との連携を推進する全科目のキャリア教育化を進めています。
学科名 | 授業科目名 |
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全学科(教養) | 英語資格試験対策ゼミ |
データサイエンス学科 | デザイン思考、実践デザイン思考、データサイエンス特別講義、情報工学特別講義、技術英語 |
情報システム工学科 | デザイン思考、実践デザイン思考、企業特別講義、情報工学特別講義、技術英語、スタートアップ特論 |
知能ロボット工学科 | デザイン思考、プレゼンテーション演習、キャリアアップ特別講義、知能ロボット工学特別講義、技術英語 |
看護学部では、専門職業人として生涯学び続けるための基礎的な学習姿勢を育成するため、1年次からキャリア形成科目を配置するとともに、カリキュラム全般を通じて職業的アイデンティティの確立を目指した指導体制を整えています。
1年次~2年次にかけての少人数ゼミです。健康や看護に関連するテーマについて、文献検索や討論、プレゼンテーション等を行い、「自ら考え・想像し・表現する能力」や「多様な観点から考察する能力」を養います。
入学後の早い時期に、保健・医療・福祉の場で看護の様々な活動を見学・体験します。看護の対象となる人々の健康生活や看護専門職の実践内容を学び、看護の役割や看護職の多様性について学びます。