富山県立大学工学部　医薬品工学科　製薬化学工学講座　生物有機化学　小山研究室

キチンのバイオリファイナリーによって見出された新物質「ADI」を化学原料として用いて、バイオマスベースの高耐熱性・透明性樹脂を開発しました。北大の福岡先生の研究室、東大の小林先生の研究室、および東京理科大の佐川先生との共同研究によるもので、その成果をPolymer International誌（招待論文）にて発表しました！

ペプチド交互共重合体を用いたガスハイドレート形成阻害剤について、ノルウェーのProf. Malcolm Kelland (Univ. of Stavanger）と共同研究を実施し、成果がACS Omega誌に受理されました！ M1の篠田君がこの研究に大きく寄与しました。

卒業生の宮﨑君、M2の鈴木さんの研究成果であるαガラクトシルセラミド多糖配糖体の合成と自己組織化挙動に関する研究がInternational Journal of Biological Macromolecules誌に受理されました！ 有機合成、高分子化学、超分子化学の多分野融合研究であり、現在の研究室の活動がうまく反映された内容になったと思います。

M1の億君の研究成果であるニトリルオキシド型蛍光プローブに関する研究がChemistry A European Journal誌に受理されました！　＊追記（3/7）: 論文がFront Cover Artに採用されました。「3Dプリンター造形物を蛍光化する新技術」を意識した格好の良い図です。カバーアートギャラリーに掲載します。

M2の鈴木さんの研究成果であるグライコポリマーの合成とらせんフォールディング挙動に関する研究がJournal of Polymer Science誌に受理されました！　＊追記（2024/7/3）: 論文がFront Cover Artに採用されました。カバーアートギャラリーに掲載します。

卒業生の竹内さん、谷口君の研究成果であるペプチド交互共重合体の不斉構造制御に関する研究がMacromolecular Rapid Communications誌に受理されました！　＊追記（9/29): 論文がFront Cover Artに採用されました。精巧なビーズ細工をイメージした美しい図です。カバーアートギャラリーに掲載します。

ロタキサン中間体を経由する効率的な高分子反応に関する研究がAngewandte Chemie International Edition誌に受理され、Hot Paperに選ばれました！　東工大（現：広島大）の高田先生及び研究室の多くの学生、就実大の山本先生、統計数理研究所の林先生、東工大卓越大学院の川内先生、東工大の中薗先生という多くの研究者が携わった共同研究の成果です。マクロサイクル型の触媒が高分子反応を効率的に触媒するという新発見から、本発表に至るまで12年間という年月がかかりました。＊追記（9/29): 論文がSynfacts誌で紹介されました（Synfacts 2023, 19, 0769.）。

M2の宮﨑君が第71回高分子学会北陸支部研究発表会で優秀講演賞（口頭発表）を受賞しました！

M2の宮﨑君とM1の鈴木さんの研究成果であるガラクトースのグラフト重合法の開発に関する研究がPolymer Journal誌に受理されました！　大坂研究室（大坂先生、島﨑君）との共同研究成果です。

M1の大場君の研究成果であるニトリルオキシド型クリック反応剤の開発に関する研究がMacromolecular Chemistry and Physics誌に受理されました！

ペプチドの交互共重合法と交互配列の機能探索に関する総説が有機合成化学協会誌の10月号に掲載される予定です。

工藤さんの研究成果であるアビガンとシクロデキストリンとの包接挙動に関する論文がChemistry Letters誌に受理されました！　大坂研究室（大坂先生、高田さん、山崎君）との共同研究成果です。　

4年生の小室君の研究成果であるLCST応答性のペプチド交互共重合体の合成に関する論文がPolymer Journal誌に受理されました！　

卒業生の坂東さん、4年生の大場君の研究成果であるニトリルオキシドの熱安定性に関する論文がChemistry Letters誌に受理されました！　

M1の宮﨑君の研究成果であるalpha-ガラクトシルセラミドの自己組織化挙動と温度応答性に関する論文がLangmuir誌に受理されました！　

グリチルリチン酸のミセル化挙動に関する論文がChemistry Letters誌に受理されました！　崇城大学の黒岩先生との共同研究成果です。

ペプチド系の生体用接着剤に関する論文がMacromolecular Rapid Communications誌に受理されました！　4年生の谷口君の研究成果です。特集号への招待論文でした。

ケルセチン配糖体のミセルの温度応答性の論文、ニトリルオキシドの熱異性化に関する論文（4年生の坂東さんの研究成果）がそれぞれLangmuir誌とEuropean Journal of Organic Chemistryに受理されました！　

3年生（伊藤さん、柴内くん、袋辺くん）が配属になりました。アクティビティの高い研究室を作っていきたいです。先月は、高分子討論会にて学生が発表をし、また運営委員、会場係としても協力しました。有機合成化学北陸セミナーにて、4年生が初めて学会発表をしました。

3年生（小田さん、森川さん、和久利さん）が配属になりました。これから益々活発な研究室になっていくことを期待しています。

3年生（篠田君、能澤君、弓部さん）が配属になりました。学生、スタッフ、研究員を入れると12名となり、だんだんと賑やかになってきましたね。

10月に有機合成化学北陸セミナーに研究室メンバー全員がそれぞれ発表を予定しています。11月には高分子学会北陸地区若手研究会のオーガナイザーを予定しており、研究室全員で協力して運営したいと思っています。

5月に高分子学会年次大会に参加します。6月には日本プロセス化学会のサマーシンポジウムが中島先生のオーガナイザーのもとで開催されます。研究室全員が参加予定です。

追いコンをしました。中島先生の還暦パーティーもしました。飲食禁止の会でしたが、皆と協力して温かい会になりました。