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活動報告

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 南砺市南蟹谷地区の課題解決に取り組む(イノシシ電気柵設置)

日時:平成29年7月16日(日)

場所:南砺市南蟹谷地区

教員:教養 福原 忠

[実施概要]

南砺市南蟹谷地区のイノシシ電気柵管理及びギンナン収穫作業の軽減に取り組む本ゼミにおいて、イノシシ電気柵設置を地域の方々と協働で行いました。集落ごとに3、4人の学生に分かれ、水田の畔に沿って電気柵を張っていきました。手間がかかることと設置箇所の多さに、学生は驚いていました。設置後の管理(除草作業)の困難さも実感する貴重な体験となりました。

 身近な生物多様性を理解する

日時:平成29年7月15日(土)

場所:黒部市宇奈月愛本、入善町吉原(杉沢の沢スギ)

教員:教養 鈴木 浩司

[実施概要]

身近な生物多様性(植物)について学んでいる本ゼミにて、里山の植生を知るべく、黒部市宇奈月町愛本の里山保全団体「愛本夢の里プロジェクト」の協力のもと、その活動フィールド「愛本夢の里」の調査を行いました。代表の水野透さんからレクチャーを受けた後、林内踏査を実施しました。その後、周辺の自然植生を知るため、入善町吉原の「杉沢の沢スギ林」にも立ち寄りました。短時間ながら黒部の扇状地上部と下部の植生を比較することができ、富山の生物多様性を垣間見ることができました。

 大学生による商店街の課題解決

日時:平成29年7月14日(金)

場所:南砺市井波 真教寺

教員:教養 濱 貴子

[実施概要]

南砺市井波商店街が抱える課題解決に取り組む本ゼミにて、商店街の方々と車座ミーティングを行いました。最初に学生が商店街を訪れた感想や商店街への提案を発表し、続いて、グループに分かれ商店街の方々と意見交換を行いました。「木彫り目当てに訪れる観光客が商店街には立ち寄らない」「人口減少やチェーン店舗の進出などによって固定客が減少している」という2つの大きな課題を共有し、今後に向けた具体策について話し合うことができました。10月からのトピックゼミⅡにて、引き続き課題解決へ向けて取り組んでいきます。

 大学生による商店街課題解決

日時:平成29年7月13日(木)

場所:砺波市出町子供歌舞伎曳山会館

教員:電子・情報 榊原 一紀、中村 正樹、環境・社会基盤 星川 圭介

[実施概要]

砺波市商店街の方々と、商店街の課題解決に向けた車座ミーティングを行うため、出町子供歌舞伎曳山会館を訪れました。それぞれのゼミの学生からのポスターを利用した提案の後、ポスターを囲んで車座ミーティングを行い、学生は商店街の現状を深く理解し、より良い提案ができるよう、話し合いを重ねました。

 富山県の社会基盤整備施設を知る(庄川の利賀ダム・橋梁工事現場を訪ねて)

日時:平成29年7月7日(金)

場所:庄川

教員:環境・社会基盤 呉 修一

[実施概要]

富山県の社会基盤整備施設の歴史を知る本講義で庄川を訪れ、国土交通省北陸地方整備局が取り組んでいる利賀ダム工事現場を見学しました。利賀ダム工事事務所の本田敏也氏の説明のもと、橋梁工事およびダム建設調査工事の現場を見学しました。学生にとっては、壮大なスケールの土木工事現場を実際に見ることで、富山県の社会基盤整備施設を知り、治水・減災に向けた様々な取組を理解する大変良い機会となりました。

 富山県の水災害を考える(太田川および坪野川を訪ねて)

日時:平成29年6月30日(金)

場所:太田川および坪野川

教員:環境・社会基盤 呉 修一

[実施概要]

富山県の洪水や高波などの水害を考える本ゼミで、県内河川を訪れ、富山県が取り組んでいる河川治水工事現場を見学しました。富山土木センターの椙本敏規氏の説明のもと、太田川(富山市赤田)では河川護岸改修工事の現場を、坪野川(富山市婦中町)では橋脚の掘削工事の現場を見学しました。学生にとっては、実際の治水工事現場を見ることで、富山県の水災害リスクを知り、減災に向けた様々な取組を理解する大変良い機会となりました。

 酵母の工学的利用(食品利用における地域の現場を訪ねる)

日時:平成29年6月29日(木)

場所:やまふじぶどう園

教員:環境・社会基盤 畠 俊郎、呉 修一

[実施概要]

酵母の工学的利用を学ぶ一環として、富山市婦中町のやまふじぶどう園を訪問しました。まず始めに、葡萄棚の手入れ(袋がけ作業)を作業担当者と実施しました。その後、ワイン醸造の工程や酵母の活用方法について、見学を交えつつ、山藤智子さんより説明していただきました。やまふじぶどう園で醸造されているワインの中には、県立大の酵母を用いている製品もあり、酵母の活用例を身近に感じるきっかけとなりました。

 高齢者の「転倒・骨折」ついて考える

日時:平成29年6月23日(金)

場所:青井谷公民館 ふれあいサロン

教員:教養 上村 一貴

[実施概要]

学生がゼミ内で調べた高齢者の転倒・骨折に関する情報を参加者の方に発表しました。例えば65歳以上の3分の1が1年に1回転倒することやクイズ形式で転倒予防には何が効果的なのかをたくさんの高齢者を前に緊張しながら発表していました。参加者の皆さんも熱心に聞き入っている印象でした。発表後は和やかな雰囲気で転倒・骨折に関するアンケートを高齢者の方に行いました。

 安心・安全な食を学ぶ(栄養バランスの良いメニューの調理)

日時:平成29年6月10日(土)

場所:太閤山コミュニティーセンター

教員:教養 平野嘉孝、土井一幸

[実施概要]

安心安全な食を学ぶために、有機野菜のレストラン「カフェゴッコ」を運営されている広野美代子さんをお招きし、料理教室と講演会を行っていただきました。富山県産の無農薬・有機栽培の食材を使い、「肉じゃが」「だしから作る味噌汁」「トマトの炊き込みご飯」「ほうれん草のゴマ和え」を3グループに分かれて作りました。講演会では、現代食がいかに食品添加物を多用しているかを目の当たりし、皆で協力して作った料理を味わいながら、今後の食の在り方について考える良い機会となりました。

 富山県の生物多様性保全を考える(富山市科学博物館を訪ねて)

日時:平成29年6月9日(金)

場所:富山市科学博物館

教員:教養 鈴木浩司

[実施概要]

富山県の生物多様性の保全の現状を調べる本ゼミで、富山市科学博物館を訪ね、研究や展示について見学しました。太田副館長による博物館の役割のお話のあと、副館長・坂井学芸員と普段は入ることができない標本収蔵庫を見学し、生物多様性を理解するために重要な標本作製や管理について学びました。標本の作り方や保管の難しさについて学生からも積極的に質問していました。展示室では富山県の自然に関する展示や生物の標本展示を見学し、富山県の生物多様性について理解を深めました。

 南砺市南蟹谷地区の課題解決に取り組む(イノシシ電気柵とギンナン拾いの問題)

日時:平成29年6月8日(木)

場所:南砺市南蟹谷地区

教員:教養 福原 忠

[実施概要]

今年度4月に締結された南砺市との包括連携協定における「南蟹谷地区のイノシシによる農作物被害とギンナンの収穫量減少の課題解決」において、担当する福原教養ゼミ生による現地見学及び地域の方々との意見交換を行いました。今回が現地初訪問でしたが積極的に地域の方々と交流して、聞き取り調査を行っていました。「今日訪問できてよかったです。」と述べる学生もおり、とても有意義な機会となりました。

 他県から来た若者が創る「オンライン・ガイドマップなめりかわ」

日時:平成29年6月8日(木)

場所:滑川 コワーキングスペースTRIO

教員:教養 清水 義彦

[実施概要]

他県から来た学生や県内出身の学生が実際に滑川に行き、滑川の「こと(イベント)」「場所」「自然」の3つのジャンルに分け、取材をしています。滑川の良さを知ってもらうために学生目線で書いた記事をweb上に挙げることによって多くの方々に知ってもらうことを目標にしています。今回は、学生も滑川の良さを知るために滑川市観光協会の方をお招きし、滑川の観光事情、歴史など様々なことについてレクチャーをしていただきました。高齢者の「転倒・骨折」の地域での実態を知るため太閤の社を訪問し、地域包括センターの職員の方からお話を伺い、座談会形式でインタビュー調査を行いました。学生からは転倒・骨折対策が現場レベルでは何が行われているか、私たちが工学の知識や技術を使って関われるならどんなことができるかなど学生たちも他人事ではなく身近なこととして捉えられていました。

 富山県の水災害を考える(富山県庁を訪ねて)

日時:平成29年6月2日(金)

場所:富山県庁

教員:環境・社会基盤 呉 修一

[実施概要]

富山県の洪水や高波などの水害を考える本ゼミで、富山県庁を訪れ、富山県が取り組んでいる河川・海岸の治水事業等に関してお話を伺いました。長谷川徹計画係長(土木部河川課)から、富山県の独特な地形に伴う洪水リスクや富山湾特有の寄り回り波などの現象の説明と、それらを防ぐためのダムや海岸堤防等の役割などをお話頂きました。学生にとっては、県庁職員から直接防災の話を聞くことで、富山県の水災害リスクを知るとともに、自分たちが学んでいる学問の重要性を深く実感できたようです。

 高齢者の「転倒・骨折」ついて考える

日時:平成29年5月30日(火)

場所:太閤の社 特別養護老ホーム

教員:教養 上村 一貴

[実施概要]

高齢者の「転倒・骨折」の地域での実態を知るため太閤の社を訪問し、地域包括センターの職員の方からお話を伺い、座談会形式でインタビュー調査を行いました。学生からは転倒・骨折対策が現場レベルでは何が行われているか、私たちが工学の知識や技術を使って関われるならどんなことができるかなど学生たちも他人事ではなく身近なこととして捉えられていました。