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活動報告

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 酵母を知る

日時:平成28年5月11日/6月15日/7月25日

場所:山藤ぶどう園/桝田酒造店/Baku House

教員:生物 西田洋巳

[実施概要]

酵母は発酵産業において広く用いられている微生物です。サッカロミケス属の酵母はビール、ワイン、清酒、パンなどに広く用いられていますが、それぞれにおいて、適しているものとそうでないものがあります。本演習では、自然界より、実際に酵母を単離・培養する簡単な実験を行いました。さらに、産業利用の観点より、どのように酵母は選ばれ、利用されているかについて知るため、ワイン酵母は山藤ぶどう園、清酒酵母は桝田酒造、パン酵母はBaku Houseを訪れて、見学して意見を聞きました。見学後には、すべての学生が何を知ったかについて詳細にレポートを書いて、見学させていただいた会社へ提出しました。

 地すべり災害を防ぐために-水辺の楽校での体験-

日時:平成28年7月8日

場所:石動小学校裏の斜面

教員:環境 古谷 元

[実施概要]

富山県は,大きな災害がないと認識されていますが,実は地勢的に土砂災害の危険性が高い地域のひとつです。今回,トピックゼミの一環として国土交通省が全国的に展開している「水辺の楽校プロジェクト」に採択された小矢部市・後谷地すべり地にて,地すべり対策工の見学,地すべり観測の体験,そして地すべり対策後の土地利用状況の見学を行いました。現地では,NPO法人富山県砂防ボランティア協会の皆様より,懇切丁寧な事業目的と機器類の使用方法のご説明とご指導と賜りました。本ゼミでは,各自土砂災害に関して文献調査等をし,まとめた上で発表をする流れで進めてきましたが,今回の見学を通じて地すべり災害を防止に関する認識が深めることができました。

 高齢者の『閉じこもり』の実態調査② (地域の実態・取り組みについて学ぶ)

日時:平成28年6月25日

場所:青井谷公民館

教員:教養 上村一貴

[実施概要]

青谷長寿会によるふれあいサロンを訪問し、認知症サポーター養成講座を受講しました。「小杉爆笑劇団」による寸劇を通じて、高齢者の閉じこもりと関係の深い「認知症」の症状や対応方法について学びました。その後の茶話会では、高齢者約30人を対象にインタビュー調査を行い、外出状況や閉じこもりに関する意識調査を行うとともに、歓談しながら親睦を深めました。

 子どものモノづくり教育支援を目指した紙のからくり玩具の考案

日時:平成28年6月2日/23日

場所:アクティブラーニング協働スペース

教員:知能 藤井 正

[実施概要]

子どもたちにモノづくり体験の場を提供するためには、題材の準備や製作教室開催時のノウハウを知ることが重要です。今回は富山出身で楽しい作品をデザインされているペーパークラフター中村開己氏を2回本学へお招きし、ワークショップを行いました。6月2日には、中村氏考案の紙のからくり「カミカラ」についてお話を聞き、その後カミカラの基本構造を実際に作って動きを確認しました。6月23日には、学生が考えてきたデザインを元に中村氏のアドバイスを受けつつ、カバモチーフの試作品を作りました。学生達は当初案から実際に動作するからくり玩具にすることに大変苦労していましたが、COC成果発表会までに試作品を数回見直し、製作教室に使用可能な型紙を完成させました。

 安心・安全な食を学ぶ(栄養バランスの良いメニューの調理)

日時:平成28年6月18日

場所:太閤山コミュニティーセンター

教員:教養 平野嘉孝 土井一幸

[実施概要]

安心安全な食を学ぶために、有機野菜のレストラン「カフェゴッコ」を経営されている広野美代子さんをお招きし、料理教室と講演会を行いました。富山県産の無農薬・有機栽培の食材を使い、「肉じゃが」「だしから作る味噌汁」「トマトの炊き込みご飯」「ほうれん草のゴマ和え」を作りました。講演会では、現代食がいかに食品添加物を多用しているかを目の当たりにしました。皆で協力して作った料理を味わいながら、食の在り方について考えました。

 システム開発(小学校向け授業資料作成)

日時:平成28年6月16日

場所:本学F221室

教員:情報 鳥山朋二 唐山英明 浦島智

[実施概要]

ダ・ヴィンチ祭で用いる子供向け教材アプリの制作に当たって、高岡のPTA会長をお招きし、学生の3つの班が進捗報告を行いました。それぞれ子供向けにどのような土曜授業を行うかという内容で、「漢字当てゲーム」「ドリトルアプリの指導」「ブロック崩しゲームを利用したプログラミングの指導」(タイトルは全て仮)を発表しました。学生は皆意欲的で、互いの制作の進行具合を知ることで更に積極的に活動に取り組んでいました。

 水環境を考える(イタイイタイ病資料館見学)

日時:平成28年6月10日

場所:富山県立イタイイタイ病資料館

教員:環境 坂本正樹

[実施概要]

陸水域(湖沼、河川)を対象とした、富栄養化、化学物質による汚染などの問題について調査し、理解するための一環として、富山県立イタイイタイ病資料館を見学しました。施設では、担当者から展示内容を解説していただき、映像資料を視聴しました。加えて、イタイイタイ病患者の家族や孫から実体験について伺う「語り部講話」を実施しました。見学を通して、教科書には載っていない詳細な実態について、身をもって知ることができました。

 福祉用具の提案

日時:平成28年5月12日/26日

場所:介護実習普及センター/太閤の杜

教員:知能 大島 徹

[実施概要]

福祉用具について調査・研究し,発表するというプレゼン演習科目において,地域の福祉施設や行政機関を訪問し,高齢者福祉の実態に触れさせていただきました.職員や入所者の皆さんが工学部の若い学生に期待を込めて熱心に語る姿が,学生たちの心に火を点けました.このような触れ合いを通して提案された福祉用具は,県の福祉用具アイディアコンクールにおいて入賞を果たし,自分たちのアイディアが社会に通用することを知り,大きな自信となりました.また,アイディアの具現化にあたっては,地域の技術者にアドバイスをいただけたことも大きな励みとなりました.さらに,入所者の笑顔をみたいという思いで,福祉用具の製作を続けています.

 高齢者の『閉じこもり』の実態調査 (地域の実態・取り組みについて学ぶ)

日時:平成28年5月13日

場所:小杉南地域包括支援センター

教員:教養 上村一貴

[実施概要]

高齢者の「閉じこもり」の実態を調べるため、地域の高齢者の総合相談窓口である 地域包括支援センターを訪問しました。職員の方から、高齢者の生活支援に ついてのレクチャーを受けた後、閉じこもりに関する実態・意識調査を インタビュー形式で行いました。ふれあいサロンや小杉爆笑劇団などの 具体的な取り組みについて知り、さらに調査を深めていくためのヒントも 得ることができました。

 地域の公共施設活用を考える(南砺クリエイタープラザを訪問して)

日時:平成28年5月6日

場所:南砺クリエイタープラザ

教員:情報 岩本健嗣 中田崇行

[実施概要]

4月に南砺市にオープンした南砺クリエイタープラザの有効活用を考えるため、 現地に行き、事務局長の徳武さんに館内の様々な施設を案内していただきました。 見学後、館内に関する質疑応答を行いました。見学して各自が感じたことを元に自分たちに何ができるのか、何がしたいのかを考えました。

 小杉・新湊の観光・定住促進を考える(下条川遊覧・内川ガイドツアー)

日時:平成28年5月6日

場所:下条川・内川

教員:情報 岩本健嗣 中田崇行

[実施概要]

小杉・新湊地区の観光について知るために、下条川遊覧・内川ガイドツアーを実施しました。竹内源造記念館近くの鷹取橋より下条川遊覧船に乗り、船内では、操縦士の方から遊覧船の歴史や、下条川から見える景色などについて解説していただきました。船を降りた後、射水市観光ボランティアガイド連絡協議会の青井氏より、内川やその周辺の施設についてガイドをしていただきました。実際に現地で体験することにより、観光・定住問題解消に向けた足掛かりを得ることができました。