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活動報告

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 中学向けプログラミング授業の実施

日時:平成28年12月8日/15日

場所:小杉南中学校

教員:情報 中村正樹

[実施概要]

前回提案した中学生向けのプログラミング授業を改良し、小杉南中学校のパソコン室にて、12月8日、15日の技術科の授業時間に、同中2年生の全4クラスに対し、ゼミ生が中心になって実際に授業を行いました。初めにプログラミングによる計測・制御についてジェスチャを駆使して説明した後、プログラミング言語学習環境scratchを利用したプログラミングの演習を行いました。

 子どもの科学離れについて考える ワンダーラボの取組について

日時:平成28年12月8日

場所:北陸電力ワンダーラボ

教員:教養 濱貴子

[実施概要]

子どもの科学離れの現状について、PISA及び文科省等のデータを元に分析した学生たちが、子どもの科学離れ対策に繋がる、科学教室や展示を行っている、ワンダーラボを訪問して、その活動内容について話を伺うと共に、展示物等を見学しました。また、光に反応しメロディーを流す、簡単な工作も体験させてもらいました。

 音楽と人の心身の関係について考える(音楽療法の現場を体験)

日時:平成28年11月25日

場所:木戸クリニック

教員:知能 森重健一

[実施概要]

音楽療法を通じて音楽と人の心身との関係について学修している本ゼミにて、高齢者の認知症ケアに音楽療法を取り入れている木戸クリニックを訪ね、実際の音楽療法の現場を見学・体験させていただきました。音楽療法士の川辺真由美さんのご指導の下、歌を歌ったり、楽器を鳴らす「能動的音楽療法」に参加させていただきました。最初は互いに緊張していた様子でしたが、徐々に打ち解けて、「表情がどんどん明るくなっていくのが印象的でした」と学生が感想を述べるほど、終盤には皆さん活き活きとされておりました。「普段はあまり積極的ではない方が今日はとても楽しそうだった」「若い人と接するだけでも絶大な効果があるのでは」。会終了後の川辺さんからいただいたコメントに、学生達も嬉しそうな表情を浮かべていました。

 園芸高校での授業支援(「農業と環境」の授業)

日時:平成28年11月21日

場所:小矢部園芸高校

教員:環境 畠俊郎

[実施概要]

小矢部園芸高校と共同研究をおこなっている環境工学科 畠研究室の学生が、小矢部園芸高校の1年生の授業「農業と環境」を担当しました。身近なことから農業や環境について考えてもらうよう、担当の島田教頭先生と協働で授業内容を検討し、市販の乳酸菌飲料の菌数を培養して数えるという授業を企画・実施しました。50分連続2コマ授業を2日間、初日は概要説明と菌の培養作業、2日目は培養後の菌を数える作業を行いました。寒天培地やクリーンベンチの作業が初めての高校生に、学生が一人ひとりを丁寧にサポートしました。

 おもしろ算数教室計算尺製作とフラクタル図形ぬりえ

日時:平成28年11月19日

場所:太閤山児童館

教員:教養 石森勇次

[実施概要]

算数に興味を持ってもらうために、児童館に通っている児童9名を対象に、「おもしろ算数教室」を開催しました。まずは、円形の計算尺を製作し、簡単な計算問題を解く作業を行いました。さらに同じ図形を繰り返しつないでいくCGに使われているフラクタル図形の面白さを知ってもらうために、それに色をつける作業をしてもらいました。

 健康で働くために富山の産業保健を学ぶ

日時:平成28年11月18日

場所:株式会社広貫堂

教員:教養 上村一貴

[実施概要]

企業で行われる健康づくりの取り組みの実際について調べるため、株式会社広貫堂を訪問しました。従業員の健康管理や労働衛生に関する担当部署の方から、具体的な支援の内容について伺うことができました。心身の健康状態という個人情報を取り扱う上で、積極的介入が難しい点があることや、労災の具体例等についてもきくことができ、現場の実情や課題についての理解が深まりました。

 富山の減農薬への取り組み(高岡市の軟弱野菜産地の視察)

日時:平成28年11月18日

場所:農家訪問 (高岡)

教員:教養 古澤之裕

[実施概要]

富山県が推進する「持続可能な環境にやさしい農業」の実態を調査するため、富山県農林水産部のご紹介で、高岡市の軟弱野菜(小松菜・ほうれん草等)農家である今井さんの農地を視察させて頂きました。小松菜栽培について基本的なことをうかがった後、減農薬のために使用されているフェロモン剤や防虫ネットについて、実物を目の前にしながらご説明頂きました。

 動物園の社会的役割を考える(富山市ファミリーパークを訪ねて)

日時:平成28年11月18日

場所:富山市ファミリーパーク

教員:教養 岡本啓

[実施概要]

動物園の社会的役割について学んでいる本ゼミで、富山市の動物園ファミリーパークを訪ね、動物調整係の高橋さんからお話を伺いました。娯楽だけではない、動物園の「繁殖(保護)」「調査研究」「教育」といった普段目にとまらない重要な役割について教えていただきました。本学からクルマで10分ほどの場所にあるこの動物園で、日本固有の絶滅危惧種を守るため、「種の保存」に関わる最前線の仕事が進められていることに、多くの学生が驚いていました。

 富山の薬の歴史と現代の産業上の課題

日時:平成28年11月17日

場所:富士薬品富山工場

教員:教養 川端繁樹

[実施概要]

ゼミでは、富山県くすり政策課の資料や富山県薬業の概況等を参考に「くすりの富山県」の歴史を理解し、現代の産業上の課題を考えるという取り組みを行っています。また、県内製薬会社に協力いただき、工場見学および研究者との質疑応答を通じて、より深く課題を考えられるよう努めています。今回,富士薬品富山工場を訪れ,事業内容やくすりの製造にあたって重要なことを丁寧に説明いただき、製造現場を案内していただきました。さらに、日本や富山での売薬の歴史、富山県内の産業のつながりについても詳しく説明していただき、質疑応答でも予定の時間を大きく超過して、充実した時間を過ごすことができました。学内では得られない経験をもとに、産業への理解を深めていきたいと考えています。

 中学向けプログラミング授業の提案

日時:平成28年11月11日

場所:小杉南中学校

教員:情報 中村正樹

[実施概要]

前回実施した,中学におけるプログラミング教育の実際の課題と現状に関するインタビューおよび中学校のICT環境の見学を踏まえ,ゼミ生らが中学で実施可能なプログラミング授業を設計しました.再び,小杉南中技術科の先生を訪問し,授業案を聞きていただきました.授業案と指導要領との関係などを指導いただき,授業案の改善につながるご意見をいただくことができました.

 電波について理解を深める(鉱石ラジオ製作教室)

日時:平成28年11月5日

場所:本学学生実験室

教員:情報 石坂圭吾

[実施概要]

小杉中学9名、小杉南中学9名の参加者が、学生たちの熱心なアドバイスを受け、鉱石ラジオ及びアンテナ作りに取り組みました。完成後、生徒たちは、アンテナの向きを工夫しながら、アンテナが方向性を持つことを知り、鉱石ラジオから放送が聞こえてくることに感動していました。

 サケの生息状況と河川環境問題簗場と増殖事業の見学

日時:平成28年11月4日

場所:庄川簗場・増殖場

教員:環境 高橋剛一郎

[実施概要]

土木技術の発展により河川環境は大きく変わり、このことが河川を中心とした自然環境の破壊という現状を生み出しています。その実態を知るために庄川の簗場でサケの生息状況を観察し、漁業組合の方に説明を受け質疑応答しました。また、サケやマス、イワナなどの生息数の激減を補うための増殖事業の現場に行きその実態を見学、説明を受けました。

 地域の科学技術の先駆者に学ぶ(YKK創業者・吉田忠雄氏について)

日時:平成28年10月27日

場所:YKKセンターパーク

教員:教養 濱貴子

[実施概要]

YKKセンターパークに行き、まずYKKの企業歴史とその事業内容について、ビデオとパーク内の展示物で説明を受けました。その後吉田忠雄氏についてビデオを見た後、「成果三分配」の経営方針などについて話を聴き、学生たちが学習してきたことを元に吉田氏の哲学、経営理念や経歴に関して質疑応答を行いました。

 中学校におけるプログラミング教育の課題

日時:平成28年10月21日

場所:小杉南中学校

教員:情報 中村正樹

[実施概要]

2012年度から中学校の技術・家庭科の授業でプログラムによる計測・制御が必修になりました.トピックゼミ2(中村(正))では,地域における中学校のプログラミング教育の課題を調査するため,小杉南中学校の技術科担当の先生からお話をうかがいました.実際の教育現場からの生の声を通して,中学校プログラミング教育の具体的な問題を知ることができました.

 健康で働くために富山の産業保健を学ぶ

日時:平成28年10月21日

場所:アクティブラーニング協働スペース

教員:教養 上村一貴

[実施概要]

産業保健や職場における健康づくりの実態・課題について調べるため、富山県産業保健総合支援センターの正満副所長にご講演頂きました。産業保健の基本的なサービス・制度から、近年注目されるメンタルヘルス不調や過重労働の問題まで、現場の視点を交えて幅広くお話を伺うことができました。社会的な問題の背景を知ることで、学生たちの課題意識や疑問点の明確化につながりました。