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活動報告

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持続可能な社会への対応

~エコツアーⅠ(環境論Ⅰ)~

日時:平成27年7月25日

場所:弥陀ヶ原・室堂周辺

[実施概要]

世界遺産登録を目指す立山を訪れ、外来植物の除去、自然散策を行いました。除去は、 全体で15種、約16,800本に上る外来植物を除去することがでました。散策では、ナチュラリストの 解説のもと、立山の自然環境や動植物、歴史などについて学び、自然を大いに堪能しました。 立山の自然や生態系に及ぼす影響、保護対策の実態を学び、人と自然との共生の在り方を考えました。

~海ごみ問題の現状と解決策の提案~

日時:平成27年4月~7月

場所:射水市六渡寺海岸

教員:環境工学科 楠井隆史

[実施概要]

射水市の六渡寺(ろくどうじ)海岸は、2つの河川からゴミが漂着するため大量 のゴミが漂着するため大量のゴミが溜まります。本ゼミでは、地元自治会と協働し、 ゴミ拾いから始め、実態を調査・把握し、解決策を考えました。ゴミには流木などの 自然物に加え、ペットボトルなどのプラスチック製品も多く、流域でのゴミ回収のあ り方を考えたり、人々の意識向上を図ることが不可欠であることを確認しました。

~科学技術と社会のつながり(イタイイタイ病資料館を訪問して)~

日時:平成27年5月29日

場所:富山県立イタイイタイ病資料館

教員:教養教育 川上陽介
        井戸啓介

[実施概要]

科学技術と社会の関係について、どのようなあり方が望ましいかを考えるため、 イタイイタイ病資料館を訪問し、施設の方から説明を受け展示を見学しました。 イタイイタイ病の原因物質であったカドミウムの発生過程やその被害実態、住民の訴え や国の対応、その後の環境改善など一通りを学びました。日本の四大公害病の一つがこの 富山県で起こったことを目の当たりにし、科学技術と自然・社会がどのような関係を 築いていくべきかを深く考える機会となりました。