富山県立大学工学部学科の拡充について
富山県立大学では、平成27年4月の公立大学法人化後、県内産業への人材供給と若者の定着に貢献し、一層魅力ある大学となるよう、工学部学科の拡充・新設を進め、平成31年4月に新たに看護学部を開設し、医療・看護分野においても有用な人材の育成に取り組んでいます。 本年4月には、大学院工学研究科の博士前期課程の5専攻すべての入学定員を拡充し、4専攻の名称を変更すること、また、既存の5専攻に係る博士後期課程を廃止し、新たに博士後期課程のみの総合工学専攻を設置することとしています。
さらに、今般、令和4年4月に、工学部知能ロボット工学科及び情報システム工学科の入学定員及び収容定員を拡充することを、本日26日の理事会で決定しましたので、お知らせします。
<内容は予定であり、変更する場合があります。 >
1 拡充の内容
⑴ 入学定員及び収容定員の変更
定員は、上段が変更後、下段が変更前を示す。
学科名
|
修業年限
年 |
入学定員
人 |
編入学定員
年次、人 |
収容定員
人 |
学位
|
知能ロボット工学科 |
4 | 70
(60) |
-
(-) |
280
(240) |
学士
(工学) |
情報システム工学科 |
4 | 70
(45) |
-
(-) |
280
(180) |
学士
(工学) |
計 |
140
(105) |
560
(420) |
⑵ 教員数の変更
教養教育センター、知能ロボット工学科及び情報システム工学科において、令和4・5年度の両年度に計12名の教員定数増を図ることとし、今後、配置する講座、担当する科目及び配置時期について検討する。
⑶ 学生定員の変更時期
令和4年4月
2 変更理由
本学の第2期中期目標(令和3~8年度)では、①教育面では、デジタル化が進展する時代の実社会で活躍できる人材を育成し、県内定着を図ること、②研究面では、「地域の知の拠点」として、産学官金・医療機関等との連携の強化を図り、県内産業、地域保健医療の発展に貢献する研究を推進すること、③デジタル化の進展に対応した教育を推進し、産学官金の連携教育研究拠点となる施設・設備を充実することなどが目標として掲げられています。
こうした目標に応えるため、本学の第2期中期計画(認可申請中)においても、①教育面では、デジタル化の進展に応じた人材の育成に向けたカリキュラムの充実を図る、②デジタル化の進展に対応した産学官金の連携教育研究拠点となるDX教育研究センター(仮称)を整備する、③研究面では、同じく、DX教育研究センター(仮称)を整備し、デジタル化の進展に対応した研究を推進する、④デジタル化の進展や産業界等のニーズ等に応え、県内企業への人材供給を一層促進する、とされているところであり、AI、IoT、ビッグデータ等の分野の高度な専門知識を有する人材を今まで以上に育成するため、これらの分野を対象とする知能ロボット工学科及び情報システム工学科の入学定員及び収容定員を増員するとともに、併せて教員数も増員することとしました。
3 今後のスケジュール等
令和3年 4月 文部科学省に届出
7月 入学者選抜要項公表
9月 学生募集要項配付
11月 学校推薦型選抜
令和4年 2月 一般選抜
4月 学生受入れ(1年次35名)