富山県立大学工学部学科の再編について

 富山県立大学では、平成27年4月の公立大学法人後、県内産業への人材供給と若者の定着に貢献し、一層魅力ある大学となるよう、学部学科の拡充・新設を進め、来年4月には、看護学部を新設することとしています。
 さらに、今般、平成32年(2020年)4月に、「電子・情報工学科」を「電気電子工学科」及び「情報システム工学科」の2学科に移行し、入学定員を拡充することを、昨日20日の理事会で決定しましたので、お知らせします。
<内容は予定であり、変更する場合があります。>

1 再編の内容(新学科の設置及び現学科の廃止)

2 趣旨

 「電子・情報工学科」は、平成29年4月に電気・電子系を強化し、入学定員を50名から80名に増員し、学科名称を変更するとともに教員確保を計画的に進めてきたところです。
 そうした中で、平成30年度入学者選抜(一般入試)の志願倍率が6倍を超えており、また県内産業等からの人材育成ニーズも強いことから、平成32年(2020年)4月に入学定員を10名増員するとともに、少人数で充実した教育を行うため、現在の「電子・情報工学科(入学定員80名)」を廃止し、「電気電子工学科(入学定員45名)」と「情報システム工学科(入学定員45名)」の2学科を新設するものです。

3 各学科に設置する講座(主な内容)

電気電子工学科 集積機能デバイス工学講座 IoT時代を支える高機能電子材料、センサデバイスや通信におけるアナログ回路、信号処理、システム等に関する研究、電力変換装置の小型化、省エネ化を目指したパワーエレクトロニクスの研究等に取り組む。
電子通信システム工学講座 安心・安全で快適な生活を実現する光・電磁波の計測技術による画像や位置情報等のセンシング、宇宙を含む電磁環境の解析やネットワークの障害検知、データ伝送技術、電力・エネルギー等のシステム制御の研究等に取り組む。
情報システム工学科 情報基盤講座 数学を基盤とするシステムデザイン手法、コンピュータリソースを生かすアルゴリズムの開発、さらにIoTの社会浸透に伴う大量分散データ収集技術への応用、ビッグデータ分析による都市交通や生産管理の効率改善方法の研究等に取り組む。
情報システム工学講座 スマートフォン、IoTセンサによる莫大な情報を処理するAI技術の研究開発、考えるだけでコンピュータを操作可能な脳波インタフェースや三次元画像処理の研究、看護学部と連携した高齢者・障がい者支援システムの研究開発等に取り組む。
 

4 今後のスケジュール

・入学者選抜方法については、2学科とも、現在の電子・情報工学科を引き継ぐ方向で、今後詳細を決定次第、大学ホームページに掲載します。

 平成31年 4月  文部科学省に届出
 (2019年) 7月  入学者選抜要項公表
       9月  学生募集要項配付
       11月  推薦入試
 平成32年 2月~ 一般入試
 (2020年) 4月  第1期生入学(新設する2学科)