理事長あいさつ

 

 

 

 

 

 

 

 

公立大学法人富山県立大学 理事長 渋谷 克人

 本学は、平成2年に日本海側屈指の工業集積を背景に、工学系大学として開学し、今日まで教育、研究、地域連携を積極的に推進して実績を上げ、就職に強い大学、研究力の高い大学として高い評価をいただいており、本学で学んだ多くの卒業生が、社会の担い手として各方面で活躍しております。

 平成27年には公立大学法人となりましたが、この法人化を機に、県立の大学として、社会から求められる人材の育成と若者の定着に、より一層貢献していくため、大規模な拡充を進めてまいりました。

 具体的には、工学部では社会のニーズに沿った学科の新設拡充を積極的に進めてまいりましたし、平成31年4月には看護学部を開設いたしましたので、平成27年度に230名でありました入学定員は、今年度は495名と大きく増加しております。

 さらに、来春には、看護系大学院と保健師、助産師を養成する専攻科を開設することとしております。

 こうした学部・学科の新設拡充と学生の増加に対応するため、本学では、教員を大幅に増員して教育研究体制の充実に努めておりますし、教育環境の面におきましても、工学部と看護学部の新校舎やDX教育研究センター等の整備を進めてまいりました。

 本学には、少人数教育による丁寧な指導、優れた教育環境、自治体や企業、医療機関との連携協力などがあり、充実した学生生活を送り、人間として大きく成長し、将来の夢を実現していくための条件がそろっております。

 富山県立大学は、皆さんを心から歓迎いたします。

 令和4年(2022年)4月

 


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