平成21年度 やっぱり基礎は大事だよね!        

若手エンジニア ステップアップセミナー

県立大学では、企業エンジニアの基礎的工学知識の習得を支援する、「若手エンジニア ステップアップセミナー」を開講します。自分の学習したい分野に合わせて3つのコースから選択可能です。あなたも仕事帰りに富山県立大学で受講してみませんか?きっと新たなステップを踏み出すきっかけとなるはずです。

 受講対象   若手(中堅)技術者(年齢不問)

 設定コース  機械系コース・電子情報系コース・生物工学系コース

 申込方法   受講申込書を持参、郵送、FAXまたは下記のE-mailでも受け付けます      

 募集定員   各講座20名前後(計60名程度) 
※原則先着順となりますが、応募多数の場合は、多数申込企業に調整いただくことがありますので、ご了承願います。

 受講料    1科目20,000円 ※研究協力会員には10,000円の助成有

 募集期間   平成21年7月17日(金)〜8月10日(月)

 受講期間等  10回/コース 18:00〜20:00

         機械系コース    :平成21年8月19日(水)〜11月4日(水) 
        
         
電子情報系コース :平成21年8月26日(水)〜11月4日(水) 
        
         
生物工学系コース :平成21年8月26日(水)〜11月4日(水)

 申込先   富山県立大学地域連携センター

 その他 
   ・都合により、日時の変更もあり得ます。
   ・内容に関しては、若干の変更の可能性があります。


カリキュラム

機械系コース    

・機械構造物ではしばしば熱や流体に起因する振動が問題となることがあります。本カリキュラムはこうした問題を解決するために必要な熱、流体、振動の基礎知識を学習することを目的とします。
・本カリキュラムでは、まず、熱力学、流体力学の基礎を理解し、熱、流体の計測技術を学びます。次に、振動の基礎を学び、最後に熱・流体に起因する振動問題の予防と対策法について学びます。

月日 科目 内容 キーワード 担当講師 場所
8月19日
(水)
熱工学の基礎1 冷凍機やヒートポンプの設計には内燃機関や蒸気動力プラント等の熱機関によるエネルギー変換を理解していなければならない。ここでは熱工学の基礎について説明しながら、簡単な実機モデルを対象に計算手法について学ぶ。受講生自己紹介。 熱力学第一、第二法則 宮本講師
L-205
8月26日
(水)
熱工学の基礎2
熱伝導、熱伝達、輻射の3つの伝熱形態を説明し、具体的な熱移動問題の解析手法を紹介する。また伝熱特性の相関式に現れる無次元数の意味を説明する。 熱伝導、熱伝達、輻射 舟渡講師 L-204
9月2日
(水)
熱工学の応用
実機の使用の際には様々な部品の発熱や放熱が問題となり、如何に熱を逃がすかが設計上重要である。ここでは冷却設計においての注意点を実際の設計例を交えて説明する。 熱計測技術、熱解析手法 石塚教授 L-204
9月9日
(水)
流体工学の基礎1 工業機器に生じる流体関連問題を解決するために必要な流体工学に関する基礎知識(質量と運動量の保存則、エネルギーの保存則)を説明する。 質量と運動量の保存、エネルギー保存則 畠山助教 L-202
9月16日
(水)
流体工学の基礎2
配管等の流路内の高速流動を扱う上で必要な粘性流れおよび圧縮性流れの基礎事項を説明し、実際の設計に役立てるための応用力の習得を目指す。 粘性流れ、圧縮性流れ、圧力損失、チョーク、衝撃波 坂村准教授 L-202
9月30日
(水)
流体工学の応用
流れの計測方法と流れの可視化について説明する。流れの可視化とは、流体の運動を目にみえるようにすることである。いくつかの流れの可視化手法を説明するとともに、実際の可視化例を交えて、可視化の際の注意点について学ぶ。 流体の速度計測、流れの可視化、計測技術 中川准教授 L-204
10月14日
(水)
振動工学の基礎1
自動車用エンジンを例に1自由度振動系で現象解析を試みる。実際にパソコンを使って数値計算を実行する。力強制と変位強制では共振周波数が異なることも学ぶ。 自由振動、強制振動、周波数応答関数、伝達力 屋代准教授 ワークステーション室1
10月21日
(水)
振動工学の基礎2
共振現象に対する代表的な対策としての動吸振器の原理を計算で確かめることを通じて、2自由度振動系を理解する。また共振モードの特徴についても学ぶ。 動吸振器、固有値、固有ベクトル
10月28日
(水)
振動工学の応用 多自由度集中定数系の運動方程式を行列形式で記述する方法を学ぶ。運動エネルギ、歪エネルギを算出し、共振周波数を高める効果的な剛性向上部位や質量低減部位を求める方法を理解する。この考えは分布定数系にも共通であることを知る。 構造変更、主質量、主剛性
10 11月4日
(水)
熱・流体・振動の問題
熱・流体に起因する振動問題に関して注意すべき事柄やトラブル対策について、実際の事例を交えながら説明する。 熱・流体・振動・構造連成問題 外部講師 L-204

電子情報系コース

電磁気学は力学、量子力学などと並ぶ基本的物理理論であり、電気・電子機器はすべて電磁気学の法則に従って動作しています。本カリキュラムでは、電磁気学の中でも、電気・電子機器製作において重要なことがらを、基礎から実践までわかりやすく講義します。

月日 科目 内容 キーワード 担当講師 場所
8月26日
(水)
静電気工学の基礎1 電荷と電界と電位との相互関係を理解し、半導体pn接合部の内部電位、電位障壁の厚みと印加電界との依存性を求めてみる。受講生自己紹介。 ガウスの法則、ポアソンの方程式 中井講師
L-201
9月2日
(水)
静電気工学の基礎2 静電誘導を理解し、静電遮蔽の原理及び誘電体内部の誘導分極と内部電界について説明する。 静電誘導、内部電界 唐木准教授
9月9日
(水)
誘電気工学の基礎1 平板コンデンサに蓄えられるエネルギー、異なる誘電体の境界面の電界と電束密度の計算方法を説明する。 コンデンサ、電束密度 中井講師
9月16日
(水)
電気工学の基礎 導体の電気抵抗、オーム法則及び誘電体内部の仮想電流について学ぶ。さらに、電流に関する諸現象を説明する。 キャリア、電気抵抗
9月30日
(水)
電気工学の実験と実習 半導体pn接合部の電位障壁の厚みと印加電界との依存性を実験で確かめる。また、前半講義内容の演習問題を解く。 実験:
唐木准教授
演習:
中井講師
10月7日
(水)
電磁気の基礎1 磁極間のクーロン法則、磁界の強さ、透磁率、電流と磁界の関係について説明する。 クーロンの法則、磁界の強さ 三宅講師
10月14日
(水)
電磁気の基礎2 電磁誘導起電力、電流の発生の原理を説明する。さらに、発電機と変圧器を学ぶ。 電磁誘導、発電機
10月21日
(水)
電磁波工学の基礎1 電磁波の基礎とその発生方法、伝搬方法を説明する。 電磁波、波長
10月28日
(水)
電磁波工学の基礎2 電磁波の空間への放射、伝搬、受信について説明し、移動体通信への応用原理を学ぶ。 電磁波の伝搬、電磁波の送受信
10 11月4日
(水)
電磁気工学演習 後半講義内容の演習問題を解く。聴講感想のまとめ。

生物工学系コース

・微生物学系では、製薬、食品、化学産業などの現場で問題となる微生物管理に関して、微生物の基礎を講義します。
・生化学系では、微生物の生態や性質を理解する上で、エネルギー獲得や増殖のしくみを知ることは重要であることから、エネルギー代謝を中心に講義する。また代謝に関連する生活習慣病についても解説します。
・有機化学系では、NMR, MS, その他の主要分析装置に関する原理を含めた基礎を講義します。

月日 科目 内容 キーワード 担当講師 場所
8月26日
(水)
イントロダクション 生活習慣病を予防する食品成分の生理作用メカニズムを分子レベルで解説するとともに、機能性食品の重要性を理解させる。 機能性食品、生活習慣病、特定保健用食品 榊教授
生城准教授
L-202
9月2日
(水)
機能性食品による生活習慣病の予防1 生活習慣病(高血圧など)を予防する食品成分の生理作用メカニズムを分子レベルで解説するとともに、機能性食品(機能性ペプチドなど)の重要性を理解させる。 機能性食品、生活習慣病、特定保健用食品 榊教授 F-221
9月9日
(水)
機能性食品による生活習慣病の予防2 生活習慣病(糖尿病など)を予防する食品成分の生理作用メカニズムを分子レベルで解説するとともに、機能性食品(糖吸収抑制食材など)の重要性を理解させる。 機能性食品、生活習慣病、特定保健用食品 榊教授
9月16日
(水)
機能性食品の開発1 食品中の機能性成分に注目して、その基礎的研究を通して応用面への可能性について解説する。1)エノキタケ菌糸培養によるγ−アミノ酪酸(GABA)の大量生産 2)伝統野菜を用いたスプラウト栽培の可能性とさらなる機能性成分の付加 3)魚醤油(イシル)からのアンジオテンシン I 変換酵素(ACE)阻害ペプチドの単離と同定 榎本教授
(石川県立大学)
9月30日
(水)
抗酸化ポリフェノールの生理作用1 野菜や果物に含まれる2次代謝産物であるポリフェノールは生体内でさまざまな生理作用を示し、生体調節機能を発揮する。とくに抗酸化能に注目してポリフェノールの化学と生理作用について解説する。 ポリフェノール、抗酸化、酸化ストレス 生城准教授
10月7日
(水)
抗酸化ポリフェノールの生理作用2 野菜や果物に含まれる2次代謝産物であるポリフェノールは生体内でさまざまな生理作用を示し、生体調節機能を発揮する。さまざまな食材に着目して、個々の機能性ポリフェノールについて解説する。 ポリフェノール、抗酸化、酸化ストレス 生城准教授
10月14日
(水)
機能性食品による生活習慣病の予防3 生活習慣病を予防する食品成分の生理作用メカニズムを分子レベルで解説するとともに、機能性食品の重要性を理解させる。 機能性食品、生活習慣病、特定保健用食品 鎌倉講師
10月21日
(水)
機能性食品による生活習慣病の予防4 生活習慣病を予防する食品成分の生理作用メカニズムを分子レベルで解説するとともに、機能性食品の重要性を理解させる。 機能性食品、生活習慣病、特定保健用食品 鎌倉講師
10月28日
(水)
機能性食品の開発2 ある種のビフィズス菌は、ヒトの母乳に含まれるオリゴ糖成分を特異的に資化する経路を有している。その経路上の酵素・遺伝子の機能について解説する。 ビフィズス菌、オリゴ糖、糖転移酵素 片山准教授
(石川県立大学)
10 11月4日
(水)
総合討論、研究室見学、意見交換会 講義を通して得られた知見に基づき、機能性食品に関する総合討論をおこなう。また、生物工学科の施設見学をおこなう。 生城准教授


お申し込みは、募集案内にある受講申込書を富山県立大学地域連携センターへ直接お持ちいただくか、郵送(8月10日必着)またはFAXで申し込み願います。また、必要事項(郵便番号、会社名、住所、年齢、氏名(ふりがな)、電話番号を入力し、下記のメールアドレスまで送信してください。

平成21年度受講申込書[doc]

    E-mail:shogaigakushu@pu-toyama.ac.jp


⇒募集要項もご覧ください(PDF)

お申し込み・お問い合わせ先
 富山県立大学 地域連携センター
 〒939−0398 富山県射水市黒河5180
 TEL 0766‐56‐0604
 FAX 0766‐56‐0391

 E-mail:shogaigakushu@pu-toyama.ac.jp