川上 陽介

更新年月日 201258

教養教育ホームページ:教員紹介もどる

 

●ニュース・イベント等

 2012/05/08 ホームページを開設しました。

 

●研究について

 専門分野

  日本近世文学,中国白話文学

 所属学会

  日本近世文学会,京都大学国文学会

 研究テーマ

江戸時代の文学作品を研究しています。文学作品の「ことば」を正確に理解するためには,その「ことば」が担っている重層的な文化的背景を知らなければなりません。十八世紀の日本人にとって最新のポップカルチャーであった中国白話文学の役割にも留意しつつ,洒落本,談義本,読本,滑稽本,笑話集などの作品を読み,江戸時代の「ことば」を正確に理解し,味わうことを目指しています。

最近の研究課題は下記の通りです。

  1. 日本近世期における中国白話受容の研究―『陰隲録』を中心に―

    中国明代の善書が日本近世文学に与えた影響を考える。『陰隲録』『陰隲文』『功過自知録』の注釈,和刻本『和語陰隲録』『通俗陰隲文』『和字功過自知録』等,日本近世文献および中国関連資料の調査を行っている。

  2. 東アジアの笑話と日本文学・日本語との関連に関する研究

    十八世紀の中国で出版された笑話集『笑林広記』十二巻(全827話)が江戸時代の日本文学作品に与えた影響について研究している。『新鐫笑林広記』原本の諸本調査および翻訳・注釈,和刻本『笑林広記鈔』『笑顔はじめ』『解顔新話』『即当笑合』『訳準笑話』等の注釈作業を通して,日本近世文学作品の特徴を明らかにしつつある。

 

 研究成果

  「『笑府』三種比較攷(上・下)」国語国文第68巻第12号,1999

  「『開巻一笑』小考」京都大学国文学論叢第2号,1999

  「『四鳴蝉』曲律考」国語国文第72巻第2号,2003

  「『照世盃』の施訓者について」京都大学国文学論叢第11号,2004

  「『四鳴蝉』の作詞法について―玉簪記』との関係―」京都大学国文学論叢第13号,2005

  「『跖婦伝』小考」京都大学国文学論叢第15号,2006

  「『小説字彙』「援引書目」に見える中国白話文学作品について―『覚世名言』『春燈閙』『燈月縁』ほか」江戸文学第38号,2008

  「『笑林広記』とその周辺」平成1922年度科学研究費補助金研究成果報告書「日本近世期における中国白話小説受容についての基礎研究」2011

  「『解顔新話』全注釈」平成21年度〜23年度科学研究費補助金研究成果報告書「中国笑話集と日本文学・日本語との関連に関する研究」2012

 

●教育について

 日本語・日本文学関連科目の教育を行っています。

 担当科目

 日本語表現法,国語・国文学U,教養ゼミT,教養ゼミU,トピックゼミU

 

●その他

映画やドラマを見るのが大好きです。特に中国映画に関しては,かなりマニアであることを自負しています。また,グレン・グールドも大好きです。

 

●リンク

 富山県立大学ホームペ

 教養教育ホームページ 

 研究室ガイドブック