富山県立大学の拡充

県内産業への人材供給と若者の定着に貢献する魅力ある大学づくり

平成29年度 学科定員数

機械システム工学科
・・・ 入学定員60名
知能デザイン工学科
・・・ 入学定員60名
電子・情報工学科
・・・ 入学定員80名(30名増)拡充
環境・社会基盤工学科
・・・ 入学定員55名(15名増)拡充
生物工学科
・・・ 入学定員40名
医薬品工学科
・・・ 入学定員35名新設

シンボルマークについて

ドンドンマスマス富山県立大学

4学科で、入学定員拡充・医薬品工学科の新設・将来設置予定の看護学科→「学生たちの未来や可能性をドンドン広げ、地域や社会にマスマス貢献する富山県立大学へ」そんな思いを込めたシンボルマークです。

各学科のご案内

機械システム工学科

入学定員60名(H28.4から10名増)

機械システム工学科で学べること

基礎学力、幅広い視野、コミュニケーション能力を重視。
「環境調和型ものづくり」に対応した機械技術者を育成します。

 「流体力学」「材料力学」「機械力学」「熱力学」の4つの柱があります。自動車や飛行機の分野に興味がある新入生が多いのですが、どこにどんな技術が使われているのか、よく分かっていないようです。自動車のメーカーは数社ですが、「この部品ならどこにも負けない」という部品専門の企業が全国各地にあり、それらの技術の集大成が自動車といえます。3年生までの授業では、その授業で学ぶ専門技術が社会の中でどう役立っているのかを具体的に教えるように心がけています。

学科キーワード 自動車、航空機、産業用機械、機械材料、新素材・複合材料、機械加工、シミュレーション、ライフサイクル設計

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機械システム工学科 中川 慎二 教授

知能デザイン工学科

入学定員60名(H28.4から10名増)

知能デザイン工学科で学べること

キーワードは「賢い(インテリジェント)システム」。
革新的な技術開発につながる教育と研究を行います。

 本学科は、ロボット工学の基礎となる機械工学・電子工学・情報工学の3分野を網羅して学べる全国でも数少ない学科です。基礎的な知識を得た上で、3分野を統合したロボットに挑戦することもできますし、それ以外の各分野の専門的なテーマを突き詰めることもできます。28年度から本学科の定員を50人から60人に増員しました。ロボット分野の教員も増やしているところです。学生の希望に応えられる教育態勢を整えます。

学科キーワード 知能ロボット、医療福祉機器、バーチャルリアリティ、画像情報処理、ヒューマンインターフェース、人工知能、センサシステム、マイクロマシン、ナノスケール機能性材料、低環境負荷電子デバイス

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知能デザイン工学科 小柳 健一 准教授

電子・情報工学科

拡充H29.4 入学定員80名(30名増)〈情報システム工学科から名称変更〉

電子・情報工学科で学べること

「人に優しい電子情報システム」の実現を目的に、
創造力と柔軟性を持った人材育成を行っていきます。

 囲碁の人工知能「アルファ碁」の開発などはニュースにもなりますが、基本的には目立たない分野です。携帯電話などの機能がよくなっているのは、電子・情報分野の通信やデバイスなどの新技術の発展があってこそですが、一般の方は意識しませんよね。「繊維映像を元に高速で布のキズ,ほころびを検出する」、「高齢者の寝たきりを防ぐために転びにくい歩行器を開発する」など、あらゆる分野で道具などを「便利」にすることに関わり、社会の問題を解決していきます。

学科キーワード バーチャルリアリティ、アルゴリズム、ビッグデータ、画像処理、インターネット、介護・福祉支援、ユビキタスセンサー、半導体デバイス、アンテナ、情報通信ネットワーク、IoT(Internet of Things)

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H29.4から講座が変わります。[PDF]


電子・情報工学科 鳥山 朋二 教授

環境・社会基盤工学科

拡充H29.4 入学定員55名(15名増)〈環境工学科から名称変更〉

環境・社会基盤工学科で学べること

環境工学と土木工学の専門知識を、体系的に。
提案力と実行力のあるエンジニアの育成を目指します。

 本学科では、力学系の物理や化学をベースに、大気水環境や廃棄物処理などの環境工学や、社会基盤工学について総合的に学びます。また、環境政策、環境マネジメントについても学習し、土木工学を1つの主体としながらも環境を幅広く扱う全国でもユニークで先見性の高い学科です。これらの内容について、3年次生までの間に深く広く学ぶ授業が組み込まれています。各研究室では、化学分析・実験、生態系評価、地盤・構造物試験、フィールドワーク、数値シミュレーションなど教員の専門性を生かした独創的な研究が展開されています。29年度から本学科の定員を15名増員します。社会基盤系の教員はもちろん、化学工学系の教員も増やす予定です。

学科キーワード 環境保全、生態系、土壌・地下水・水環境、バイオマス利活用、リサイクル、自然災害予測、環境モニタリング・評価

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H29.4から講座が変わります。[PDF]


環境・社会基盤工学科 渡辺 幸一 教授

生物工学科

入学定員40名

生物工学科で学べること

「グリーンバイオテクノロジー」を軸に、幅広い産業分野で活躍できる人材を育成します。

 生化学、分子生物学、有機化学を基礎として、バイオテクノロジー全般について幅広く学びます。化学と生物の融合領域を学びたい人にはピッタリです。また、実験と研究を通して学ぶこと、技術英語を重視しています。工学の要素は入りますが、農学部の農芸化学にも近いジャンルです。産業応用は、医薬品、化学産業、食品など幅広い分野に及びます。当学科は産学連携が特に盛んで最新の設備がそろっています。これまでに数多くの研究成果を収め、高い偏差値レベルの大学と比較しても、引けを取らない水準といえるでしょう。

学科キーワード グリーンバイオテクノロジー、微生物、抗生物質、酵素、ゲノム情報利用、有機合成、機能性食品、バイオマス、バイオインフォマティクス

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生物工学科 伊藤 伸哉 教授

医薬品工学科

新設H29.4 入学定員35名

学科概要

 医薬品工学は、医薬品の開発と製造に関わる学問です。医学、薬学、化学、農学、食品などの幅広い産業分野に応用され、工学的観点から安全で優れた効能をもつ医薬品を効率良く製造することで、健康、保健、医療等の今日的な課題を解決していくために、発展が期待される学問分野です。
 物理化学、無機化学、有機化学、材料化学、生化学、微生物学、薬理学、細胞工学、製剤学等の学問領域を基礎として、医薬品の研究・開発・製造に携わる基礎的な学力を身に付け、将来、医農薬、食品、化学関連分野で活躍できる、創造力と実践力を兼ね備えた人材を工学の観点から育成することを目標にしています。
 医薬品産業およびこれに関連した産業の新技術創出や製品開発を行うために必要かつ有用な人材を育成し、「くすりの富山」の伝統を生かし、 未来の医薬品産業を支える人材を養成し、人類の健康と幸福に役立つ学科を目指しています。

講座について

製薬化学工学講座
 有機化学、無機化学、物理化学、材料工学などを基礎として、医薬品を効率良く製造するための化学合成、飲まずに貼るだけで治療するような高齢者や乳幼児に優しい製剤設計、医薬品の品質管理など、医薬品開発に関する教育・研究に取り組みます。
バイオ医薬品工学講座
 生化学、分子生物学、薬理学、細胞工学などを基礎とした医薬品の分子設計、抗体医薬品・核酸医薬品等のバイオ医薬品の生産やiPS細胞などを用いた再生医療技術の開発など、最新のバイオテクノロジーを駆使した教育・研究に取り組みます。

教育課程

【1年次】薬物概論・生化学・細胞生化学・勇気が書く
【2年次】生理学・病原微生物学・分子生物学・有機化学演習・分析化学・医薬品材料工学
【3年次】薬理学・バイオ医薬工学・ゲノム創薬・医薬品光学実験・製剤工学・医薬品プロセス化学・薬物送達学
【4年次】卒業研究2・薬事関連法規
→大学院生物工学専攻

学科新設Q&A

製薬化学工学講座 中島 範行 教授
医薬品開発に関する学科が工学部にできるのは全国初です。どのような学科になるのでしょうか。
 富山県には、医薬品製造企業が約80社と100近くの製造所の集積があり、包装容器やパッケージ印刷など周辺産業も充実しています。この地域特性を生かし、他県には真似できない学科にしたいと思っています。県内メーカーの方に講義を担当していただいたり、インターンシップの受け入れや工場見学などに協力していただいたり、仕事の面白さや大変さを直接学生に伝えていただく機会を豊富にカリキュラムに盛り込めるのは、薬都・富山だからこそできることです。
薬学部とは何が違うのでしょうか。
 カリキュラムは、4年制の薬学部とほぼ同じです。調剤や服薬指導はできませんが、患者さんのニーズを吸い上げて、新薬を開発したり、既存の薬をより多くの人に飲みやすく使いやすくするために成分と形態の両面から改良を加えたり、製薬に特化した研究・教育を行います。薬剤師を養成する学科ではなく、「薬づくりを究める学科」です。「見えない患者さん」を思いやりながら、研究にまい進できる想像力と創造力のある学生を期待しています。
バイオ医薬品工学講座 榊 利之 教授
どのような学生を求めていますか。
 高校の間に頑張っておくとよいのは、生物と化学。物理も研究内容によっては重要です。ただ、学力ももちろん大事ですが、まずは「やる気」が大切です。この分野に必要なのは地道な実験の積み重ねです。夢を持って努力して、夢を叶えたいという学生と一緒にやっていきたいと思います。私たち教員も熱い思いを持っています。目的意識を持って、先端医療に貢献したいという志のある学生がきてくれるといいですね。繊細さや緻密さなど女性が得意とされる素養も求められ、女性も活躍しやすい分野です。
実験や研究は大変ですか。
 大きなタンクで細胞を培養するなど、製薬工場を意識した実習を行いたいと思っています。生物を相手していると予定通りに進まないこともありますが、近年は自動化が進み、実験もずいぶん楽になりました。衛生面や安全面も配慮されているので、そこは安心してください。動物実験も行います。遺伝子が組み換えられたネズミ「ノックアウトマウス」もいますよ。
バイオ医薬品工学講座 安田 佳織 助教
「リケジョ」と呼ばれる理系女子は増えていますが、女性の割合はどのくらいですか。
 現在、本学の生物工学科は、他学科より女性の割合が高く、男女比は半々程度です。医薬品工学科についても、女性の割合が高くなると予想しています。医薬品や食品などは生命や生活に関わりが深いこともあり、女性の関心が高いのかもしれません。私は化学が好きで、大学時代は再生医療で使う生体材料(生体組織の再生を促し、不要になったらなくなるようにコントロールできる素材)について研究していました。女性も様々なことに興味を持って挑戦してほしいですね。
今後取り組みたいことは何ですか。
 バイオ医薬品は、これからの研究分野です。様々な学問領域からのアプローチがあり、学問の幅がさらに広がるでしょう。医薬品工学科では、多くの学生の興味や発想を受け止め、研究をより一層おもしろくして、一緒に学科を発展させていきたいと思っています。卒業生が増えれば、共同研究にも取り組みやすくなります。「くすりの富山」と医薬品工学科のコラボレーションで、新しいプロジェクトを生み出していきたいです。

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