医薬品工学科の新設について

平成29年4月、既存学科の拡充を行うとともに、新学科として、「医薬品工学科」が加わります。

○ 医薬品工学科(平成29年4月開設)のご紹介 ○

    1. 教育理念

      医薬品工学は、医薬品の開発と製造に関わる学問で、医学、薬学、化学、農学、食品などの幅広い産業分野に応用され、工学的観点から安全で優れた効能をもつ医薬品を効率良く製造することで健康、保健、医療等の今日的課題を解決していくために、発展が期待される学問分野である。
      医薬品工学科は、物理化学、無機化学、有機化学、材料化学、生化学、微生物学、薬理学、細胞工学、製剤学等の学問領域を基礎としており、医薬品の研究・開発・製造に携わる基礎的な学力を身に付け、将来、医農薬、食品、化学関連分野で活躍できる、創造力と実践力を兼ね備えた人材を育成することを目標にしている。
      医薬品工学分野の基礎・応用能力を育成するために、少人数教育による講義、演習、実験及び各種ゼミを実施し、課題研究・卒業研究に主体的・意欲的にチャレンジさせ、多面的な思考力を養う。
      医薬品産業およびこれに関連した産業の新技術創出や製品開発を行うために必要かつ有用な人材を育成し、富山県及び地域の発展に貢献し、ひいては人類の健康と幸福に役立つ学科を目指す。

    2. 学習・教育目標
      (A) 広い視野を有し、きわめて高い倫理観を持った人間性豊かな技術者の育成
      1. 社会、文化、自然、環境に関連した幅広い教養と、技術者としての高い倫理観を身につけ、生涯にわたりキャリアを形成していく力を育むこと。
      2. 様々な事柄に興味を持ち、自発的に学習できる能力を身につけるとともに、それらが社会や環境に対して及ぼす影響を理解することができること。
      (B) 医薬品の製造に関する幅広い知識と高度な技術を持った技術者の育成
      1. 物理化学、無機化学、有機化学、材料化学、生化学、微生物学、薬理学、細胞工学、製剤学等の基礎知識を習得すること。
      2. 卒業研究等を通して、問題の発見、解決法の計画と実践、結果の解析、発表を行う能力を養うこと。
      3. 医薬品の研究・開発・製造に携わる基礎的な学力を身に付け、将来、医農薬、食品、化学関連分野で活躍できる創造力と実践力を兼ね備えた高度な専門性を習得すること。
      4. 国際的に通用するレベルの研究に参画することにより、高度な専門知識と技術を駆使する研究開発法や論理的思考法を学ぶこと。
      (C) 地域社会の振興発展に貢献する、実践的行動力に満ちた研究者の育成
      1. 地域の特性を把握し、技術的問題点などの課題を理解できること。
      2. 地域産業の新技術創出や製品開発を行うなど、産業経済の発展に寄与すること。
      (D) 創造的研究を立案し推進する能力及び高いコミュニケーション能力を持った国際的技術者の育成
      1. 日本語でのコミュニケーション(読む、書く、聞く、話す)能力を深化させ、研究テーマの企画・立案や遂行にあたり、論理的な説明ができること。
      2. 専門的なテーマについても他人と意見の交換ができ、他人の考えを理解することや、自分の考えを理解してもらうことがバランス良くできること。
      3. 英語での情報収集、活用、発信ができること。
      4. 教養科目、医薬品工学専門基礎科目、医薬品工学専門科目、演習科目を通して英語能力、プレゼンテーション能力を強化し、外国文化を理解し、国際感覚を養うこと。
    3. 講座の概要

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      製薬化学工学講座 有機化学、無機化学、物理化学、材料工学などを基礎とした医薬品の化学合成、製剤化及び品質管理に関する教育・研究に取り組み、医薬品の開発・製造に関する高度な知識と技術をもつ人材を育成する。
      バイオ医薬品工学講座 生化学、分子生物学、薬理学、細胞工学などを基礎とした医薬品の分子設計、バイオ医薬品の生産及び再生医療工学に関する教育・研究に取り組み、医薬品の開発・製造に関する高度な知識と技術をもつ人材を育成する。

    4. カリキュラム

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      1年次 2年次 3年次 4年次
      薬物概論 生理学 薬理学 卒業研究
      生化学 病原微生物学 バイオ医薬工学 薬事関連法規
      細胞生物学 分子生物学 ゲノム創薬
      有機化学 有機化学演習 医薬品工学実験
      分析化学 製剤工学
      医薬品材料工学 医薬品プロセス化学
      薬物送達学

○ 入学者選抜の概要 ○

    1. 募集人員
      • 【一般入試】 前期日程23名、後期日程2名
      • 【推薦入試】 10名                 計35名
    2. 選抜方法

      ※現時点での予定ですので、必ず「入学者選抜要項」、「学生募集要項」で確認してください。
      入学者選抜要項は7月下旬頃、学生募集要項は10月初旬頃に、本学HPにおいても公表を予定しています。


      • 【一般入試】
      • 大学入試センター試験、個別学力検査の結果(前期日程のみ)並びに調査書の内容を総合して行う。

        出題及び配点



      • <前期日程>

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        教 科 科 目 及 び 時 間 配 点
        大学入試センター試験 国 語 「国語」 ※1 4教科5科目 ※4 100点
        数 学 「数学Ⅰ・数学A」と「数学Ⅱ・数学B」 200点
        理 科 「物理、化学、生物から1科目」 ※2 100点
        外国語 「英語」 ※3 300点
        個別学力検査 数 学 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B ※5 120分 250点
        理 科 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から1科目 90分 200点


      • ※1「国語」については、近代以降の文章のみ利用する。
      • ※2「理科」について、複数の科目を受験している者については、高得点の科目を合否判定に利用する。
      • ※3「英語」にはリスニングテストを含む。
      • ※4 指定された教科・科目を受験していない場合は、「失格」とする。
      • ※5「数学B」は「確率分布と統計的な推測」を除く。
      • ※6 個別学力検査を一部でも受けない場合は、「失格」とする。
      • <後期日程>

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        教 科 科 目 及 び 時 間 配 点
        大学入試センター試験 国 語 「国語」 ※1 4教科5科目 ※4 100点
        数 学 「数学Ⅰ・数学A」と「数学Ⅱ・数学B」 450点
        理 科 「物理、化学、生物から1科目」 ※2 300点
        外国語 「英語」 ※3 300点
        個別学力検査 課さない


      • ※1「国語」については、近代以降の文章のみ利用する。
      • ※2「理科」について、複数の科目を受験している者については、高得点の科目を合否判定に利用する。
      • ※3「英語」にはリスニングテストを含む。
      • ※4 指定された教科・科目を受験していない場合は、「失格」とする。
       
      • 【推薦入試】
        大学入試センター試験及び個別学力検査を免除して、推薦書、調査書の内容、並びに基礎学力テスト(数学、外国語)及び面接の結果を総合して行う。


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        教 科 科 目 及 び 時 間 配 点
        基礎学力テスト 数 学 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(3問出題) ※1 75分 150点
        外国語 コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ 60分 100点
        面接 個人面接 250点


      • ※1 数学Bは「確率分布と統計的な推測」を除く。
      • ★志望学科の選択
        一般入試および推薦入試のいずれにおいても、生物工学科、医薬品工学科のいずれかを第1志望学科とする入学志願者は、他の学科(生物工学科および医薬品工学科)から第2志望学科を選択することができる。